黒髭の隠し財宝、ナチスの金塊…ファンタジーじゃない世界の「失われた財宝6選」!
■ナチスの金塊
1930年代から40年代にかけ、ナチスドイツはヨーロッパ各地から多数の貴金属や美術品を略奪したことで知られる。1945年の敗戦直前、ナチスは財宝を埋めて隠したと噂されている。
ナチスの財宝伝説はいくつかあり、特に有名なのはポーランドの「黄金列車」だろう。黄金を積み込んだ列車が現在のポーランド南西部の地下トンネルに埋められたというものだ。また、オーストリアのトプリッツ湖に時価にして数千億円分もの金塊が沈められたという話もある。なお、トプリッツ湖の調査では1956年に大量の偽造通貨が見つかっている。ナチスが敵国の経済を混乱させるために作った偽札である。
■フロレンティンダイヤモンド
フロレンティンダイヤモンドはインド産のイエローダイヤモンドで、137.27カラットという大きな宝石である。
その貴重さから伊フィレンツェのメディチ家の宝物とされたが、18世紀にメディチ家が消滅すると、フロレンティンダイヤモンドはロレーヌ公からオーストリアのハプスブルグ家にわたり、王冠を飾る宝石の一つとなった。
20世紀に入りオーストリア=ハンガリー帝国が滅亡すると、皇帝の一族はスイスに逃げ延びた。この時、フロレンティンダイヤモンドを含む王冠の宝石を全て携えていたというが、銀行の金庫室に預けて以降、行方不明になってしまった。一族は管理を任せていたブルーノ・シュタイナーという弁護士を詐欺で訴えたが、彼は後に無罪判決を受けている。
フロレンティンダイヤモンドは南米に持ち込まれたとも、再カットされて米国で売られたとも言われている。
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2024.10.02 20:00心霊黒髭の隠し財宝、ナチスの金塊…ファンタジーじゃない世界の「失われた財宝6選」!のページです。南米、ナチスドイツ、財宝伝説、契約の箱、フロレンティンダイヤモンドなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで