【悲報】6月のUFO情報公開をバイデンが遅らせる可能性浮上! 公開を阻む動き、隠蔽か?
米上院情報委員会の要請により、今年6月、米国防総省の持つUFO情報が公開されることになっている。カウントダウンサイトが立ち上げられるなど、世界中のUFOマニアが注目する大ニュースなのだが、ここに来て、その予定に暗雲が立ち込めている。なんと、バイデン政権が情報公開を遅らせる可能性があるというのだ——! 米政治系ニュースサイト「Politico」(3月25日付)が報じた。
・Military and spy agencies accused of stiff-arming investigators on UFO sightings (Politico)
この度の情報公開は、トランプ前大統領が在任中に署名した2021年度情報機関授権法によるもので、今年6月25日までに米海軍やFBI、CIAなどが収集したUFO(UAP)のデータや分析報告書が米連邦議会に提出されることになっている。報告書の中には軍人によって報告された正体不明物体の目撃証言や、画像衛星、盗聴装置、あるいはスパイなどの様々な手段で収集された「未確認現象データの詳細分析」が含まれているといい、UFO研究家らから期待の熱視線を受けていることは言うまでもない。
ところが、である。複数の元・現職の政府当局者によると、この情報公開を阻む動きがあるという。軍や諜報機関の一部が情報の収集、整理に非協力的、あるいは要請を無視する動きを見せており、よほどの高レベルの指示がなければ、それら機関が持っている全ての情報を公開するよう迫ることもできないというのである。そしてその結果として、バイデン政権は情報公開を遅らせる可能性があるというのだ。
元国防長官補佐官であるクリストファー・メロン氏によると、UAPの情報を収集するため国防総省が昨年8月に立ち上げたペンタゴンタスクフォースは、今なお各機関の情報へのアクセスさえ困難な状況にあるという。このタスクフォースは人員やリソースも不足している状況な上、軍や諜報機関のセキュリティや官僚機構に阻まれて、わずかな情報の取得しかできていないとのことだ。メロン氏は「国家安全保障を担う官僚機構全体からそのような情報を収集することは非常に困難」と述べる。
ただこのような状況に対して、米議会側も黙ってはいない。今回の情報公開を要求した共和党のマルコ・ルビオ上院議員は「より包括的な情報収集の努力を要求する」と主張し、情報開示への圧力を強めている。
UFOに対する政治関係者らの姿勢は明らかに変わりつつあり、つい最近も、トランプ前大統領の下で国家情報長官を勤めたジョン・ラトクリフ氏がインタビューで「私たちが無人航空機と呼ぶ物体について多くの報告がある」と述べ、話題になったばかりだ。ますます重要性が高まっているUFO情報公開が、予定通り行われることを祈るばかりである。
ちなみに、現在インターネットではUFO情報公開までのカウントダウンサイト「UAP Act Now」も誕生、一層の盛り上がりをみせているが、顛末やいかに…。
参考:「Politico」「UAP Act Now」ほか
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2024.10.02 20:00心霊【悲報】6月のUFO情報公開をバイデンが遅らせる可能性浮上! 公開を阻む動き、隠蔽か?のページです。UFO、米国、情報公開、UAPなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで