【実録】夢を自在に操れる「夢見のサプリ」をガチで飲んだらトンデモないことに! 数日で驚愕の変化、幽体離脱も… 合法の覚醒剤か!?
見たい夢を、自由に見ることができたら? 毎晩、映画のように鮮明な色彩と音で満ちた自分だけの夢で主人公になれたら? そんなSFのようなことを実現するサプリメントがあるという。それが「ホスファチジル-L-セリン」(以下、ホスファチジルセリン)だ。これは大豆などに含まれる化学物質で、脳神経細胞間の伝達を強化する。だから、忘れていたことを思い出しやすくなったり、新しいことも覚えやすくする。
そんな便利なものがあるのか? 実は、すでに記憶力が不安な中高年向けサプリメント、あるいは受験生のためのサポートサプリとして何社もが発売している。知っている人は知っていて、自分や子どもの頭を良くするために買っているのだ。
その記憶力を良くするホスファチジルセリンが、「夢見の薬」になるんじゃないかと特許を出した会社がある。それがあの大手乳酸菌飲料メーカーのヤクルトだ。特許名はズバリ『夢見促進剤』(出願番号:1999103404)である。
■夢見る率は通常の3倍!
これまでも夢見の装置はいくつも登場してきた。脳波を測定してレム睡眠(夢を見ている状態)になったら音楽を流すことで夢を曲のイメージに誘導する機器や、脳に40Hzの電気刺激を与えると明晰夢を見るという論文を元にヘッドギアが作られたりもした。しかし、いずれも謳われるほどの効果がなかったのか、普及する前に市場から消えてしまった。
そうした装置は根拠が少しばかり怪しかったが、今回のホスファチジルセリンはすでにアルツハイマー病の治療に使われており、脳神経にダイレクトに影響することが医学的に確認されている。ヤクルトの特許出願を読んでみた。
「入眠前に予め投与することにより、夢見を促進し、かつ覚醒時に夢を覚えていることができることを見出し、本発明に至った」
と自信満々。ヤクルト独自の技術が必要かと言えばそういうわけではなく、
「ホスファチジル‐L‐セリン又はその塩は、いかなる方法により得られたものでも良く、特に製造方法が限定されるものではない」
だそうだ。つまり、サプリメントとして販売されているホスファチジルセリンであれば“なんでもいい”ということだ。また飲み方もかなりアバウトで、
「入眠1~2時間前に投与されることが好適である。投与量は、成人当たり1日100~300mg程度で良いが、個人差もありこの範囲に限定されるものではない」
つまり寝る前に1~2錠飲めばいいというわけだ。ではヤクルトの研究で得られた実際の効果はどうだったのか?
まず、20名のボランティア(男女、24~56歳)に1錠あたり50mgのホスファチジルセリンを含むカプセルを2錠、入眠の1~2時間前に飲んでもらい、翌朝、夢を見たかどうかのアンケートを行ったという。試験は2週間行われ、1週間はホスファチジルセリンを投与、もう1週間はホスファチジルセリンが含まれていないカプセルを投与した。なお、被験者は自分がどちらを飲んでいるのかわからないようにしてあった。
そして結果はどうだったか? ホスファチジルセリンを飲んだ場合、53.9%の人が夢を見たといい、飲まなかった場合は17.1%だった。つまり、夢を見る人が3倍になったのだ。飲むと本当に夢を見るらしい。
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