美輪明宏「ヨイトマケの唄」をイヌ・ネコに聞かせると異常行動を示す!? 激ヤバ都市伝説を検証、奇跡の“美輪効果”ついに判明か!
5月13日、美輪明宏が「SONGS」(NHK)に出演し、壮絶な歌手人生と秘話を語ったことで話題になっている。今では誰もが知っている代表曲「ヨイトマケの唄」が、実はかつて放送禁止の憂き目にあったことなど様々なエピソードが満載で、日本芸能界の超大物が歩んできた道のりに改めて思いを馳せ、感動を覚えた視聴者も多かったようだ。だが実は、この「ヨイトマケの唄」に心を動かされるのは我々人間だけではないのかも知れない。なんと、美輪明宏の歌声を聞いた犬や猫が普段とは異なる行動を起こすという噂があるのだ。今回は、この都市伝説の真相に迫った2016年2月の記事を再掲する。実験してわかった驚くべき真実とは!?
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昨年12月31日に放送された『第66回NHK紅白歌合戦』において美輪明宏の出演時に、犬や猫が突然吠え出すなどの“異常行動”を見せたとネット上で話題となっている。
美輪さんは、午後11時過ぎに白組歌手として出演し、「ヨイトマケの唄」を披露した。同曲は、美輪さん作詞作曲による1966年のヒット曲。幼少期に肉体労働をしながら子どもを支えていた友人の母親をモデルとしたものだ。作中に「土方」などのフレーズが使われていたため、長らく放送禁止歌の扱いを受けていた。のちに泉谷しげるや桑田佳祐がカバーしたことでも知られる。
美輪さんは一昨年も出演し「愛の讃歌」を披露しているが、この時も、犬猫の異常行動が報告されている。この奇妙な現象は本当に起きるのだろうか。実際の紅白の録画映像を用いて、犬と猫を飼う人にそれぞれ協力をあおぎ、再現実験を試みた。条件は以下の通りである。
【1】動物に見せる映像はおよそ8分半。出演前の紹介シーン、美輪の出演シーン、次の出演者であるレベッカの紹介シーンの3つの要素で構成される。
【2】再生時間は実際の放送時間である11時過ぎに合わせる。
【3】日常生活と同じ状態で行う。
実験前に飼い主に簡単なアンケートにも答えてもらった。ちなみに犬猫ともに室内飼いである。
【A】性別と年齢
【B】テレビに興味を示すことはある?
【C】特定の音に反応することはある?
■犬の場合
【A】メス。8歳。
【B】興味なさそう。
【C】スマホの一部アプリの着信音に吠えることがある。
■猫の場合
【A】メス。5歳。
【B】たまに興味を示す。気象予報士の指し棒にじゃれついたことがある。
【C】特定の音に反応することはない。
さて、結果はどうだっただろうか。
まず、犬の場合。
特に反応を示すことはなく、なんと観ている途中で寝てしまった。美輪の出演映像は、真っ暗な空間にアカペラの声が響き、やがてスポットライトが当たり、暗闇にぼんやりと姿が浮かび上がり伴奏が始まる。前後の映像と比べればかなり暗いため、眠気を誘ったのかもしれない。
8歳のメス犬は、人間なら50歳くらいの熟女である。暖房でうとうとしてしまったのか。あるいは、美輪の歌声が“子守唄”となってしまったのか。
続いて猫の場合。
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