【絶対にマネしないでください】首を180度捻られるフクロウ男! え、まさか…リアル・エクソシスト
なにかと話題のTikTokだが、今回は@sheaabutt00と名乗るユーザーが投稿したゾッとするほど奇妙な動画が波紋を呼んでいる。「ブラボー!!」と、口笛吹いて拍手喝采とはいきそうもないからだ。
■『エクソシスト』に登場するリンダ・ブレアの再来か
赤シャツの青年が、唐突に自分のアタマを動かし始める。片手をあごに、もう片手を頭の後ろに置いて、ゆっくりとあごを後ろに押しながら、頭頂部を前に引っ張っていく――。
え、まさか! と、あっけにとられる一瞬に、なんと彼は首から上の部分をほぼ180度回転させ、その後何事もなかったかのように元の位置に戻すという荒業をやってのけたのだ。
その姿は、まるでフクロウのよう。もしくは、ホラー映画の金字塔『エクソシスト』に登場するリンダ・ブレアの再来だ。驚愕のフレキシビリティと言えるが、生身の人間がやることにしてはシャレにならない。
映像からは「クソ! マジかよ」「酒だ、誰か酒をくれ!」と、目の前で起こっている現実に冷静さを失い、慌てふためく観衆の声が聞こえてくる。
もちろん、動画のキャプションには「本行為はプロによるもの、もしくは専門家の監視のもと行われています。決してマネしないでください」と注意喚起されている。当然だ。
この不気味なスタントには多くのビューワーが唖然とし、330万回以上も再生され、5万3000件も「いいね!」されている。しかし、YouTubeやTikTokで注目されたいからといって、危険な行為をエスカレートさせ取り返しのつかない事態や命を落としたとしても、誰も責任は取ってくれない。
動画のコメント欄には、赤シャツの彼を「人間フクロウ」と称える者や「本人どうやって、この才能を見つけ出したの?」と、無責任な発言も目立つ。これは“才能”と呼ぶ類のものなのだろうか。
イギリスのオンライン診療サービス「ZAVA」のサイモン・デオ医師によれば、「これは関節の過可動性または結合組織障害のある患者によるものでしょう。そのため、安全に行える人は非常に稀です」と説明し、麻痺や脳卒中を引き起こす可能性があるとしてスタントに警告を発している。
「首の骨の構造である頸椎は、左右それぞれ90度までしか動かせません。それ以上動かせば、脊髄(脊柱の中を通って体の他の部分につながっている神経)や、首の中の脳に酸素を供給する太い血管に大きなダメージを与える可能性が高くなります」(サイモン・デオ医師)
動画の青年に病識があるのかどうか気になるところだ。“パーティーの盛り上げ役”には、もってこいかもしれないが、見ているだけで首のあたりが痛くなってくる。まさか、ほんとにやる人はいないだろうが、念のため、絶対にやるなよ!
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