【保存版】UFOを目撃した歴史上の大王3選&教科書に載らない史実! 世界初の「公式UFO調査」を行った鎌倉幕府のヤバい結論とは!?
■カール大帝とUFO
3人目のシャルルマーニュこと神聖ローマ帝国初代皇帝カール1世(742~814)もまた、生涯を通じて戦場を駆け抜け、現代のフランスやドイツの大部分をはじめ、スイス、オーストリアなど、中央ヨーロッパの大部分を領有する大帝国を築いた人物だ。これだけ広大な国土であるから、本来の首都であるアーヘンの他にも各地に王宮があり、カールはこれらの場所を行き来していた。
彼がUFOを目撃したのは810年のことで、このときアーヘンから他の宮殿に移動する途中であったが、そのとき突然、巨大な球体が空から落ちてくるのを見たという。このときは彼の乗る馬が驚いて立ち上がり、皇帝は落馬してしまったという。
なお、海外では鎌倉幕府第四代将軍九条頼経がUFOを目撃したという話が広まっており、ジャック・ヴァレも著書でこの話を引用している。だが、この話は日本のUFO研究団体宇宙友好協会(CBA)が紹介した『東鑑』の記述が、海外で多少誤解されて広まっているようである。
鎌倉幕府は、三代将軍実朝が暗殺されて、開祖源頼朝の家系は途絶えたのだが、急遽四代目の将軍に選ばれたのが、頼朝の妹坊門姫の曾孫にあたる頼経だった。そして『東鑑』嘉禎元年(1235年)9月24日の条によれば、謎の飛行物体を目撃したのは陰陽師の安倍資俊である。彼はこの日の未明、星がしきりに逆行して円を描いて回ったと報告したのだ。これを聞いた頼経は、さっそくお付きの学者に調査を命じた。しかし彼らの結論はというと、その時は風が吹いていたので、星が風で飛ばされたのだろう、というものであった。
この、現代では思わず笑ってしまうような結論は別として、時の最高権力者である征夷大将軍が直々に調査を命じたということになると、世界最初の公式UFO調査ということになるかもしれない。
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2024.10.02 20:00心霊【保存版】UFOを目撃した歴史上の大王3選&教科書に載らない史実! 世界初の「公式UFO調査」を行った鎌倉幕府のヤバい結論とは!?のページです。キリスト教、UFO、戦争、アレクサンドロス大王、カール大帝、コンスタンティヌス帝、鎌倉幕府などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで