「4回死んだ」男の臨死体験が壮絶すぎる!! “影の悪魔”に罵倒され、死を受け容れた瞬間… “宇宙の胎内”で課せられた義務まで激白!

 これまでに「4回死んだ」と語る臨死体験者が、ポッドキャスト番組で垣間見た死後の世界について詳しく説明している。肉体から魂が離れる体外離脱によって訪れた死後の世界は、まるで母親の“胎内”の中に戻ったようであったという。

■コカインの大量吸引で死の淵へ

「4回死んだ男」ことジェイコブ・ボッティカ氏が、俳優のハリー・ジョウジー氏がホストを務める人気のポッドキャスト番組「Tap In」に出演し、そのショッキングな臨死体験(NDE)を詳しく語っている。

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番組ホストのハリー・ジョウジー氏(左)、ゲストのジェイコブ・ボッティカ氏(右) 「Daily Star」の記事より

 その日、頭が割れるような頭痛に苛まれていたボッティカ氏は、停めた車の中でかなりの量のコカインを吸引し、激しい心臓の鼓動が止まらなくなったという。

 我が身の不幸を呪ったボッティカ氏は「誰でもいいからオレを殺してくれ! 頼むから誰かここに来てオレを銃で撃ってくれ!」と叫んだ。

 ボッティカ氏は子どもの頃から独りぼっちで死ぬことにいわれのない恐怖を抱いてきたといい、その時まさに一人で死ぬ可能性に恐れおののいていたのであった。

 そして多量のコカイン吸引により意識が遠のき、ボッティカ氏は体外離脱体験を味わい、魂は死の縁へと誘われる。

 臨死体験者がよく語るように、ボッティカ氏もまた車のシートに座る自分をその頭上から見下ろしていたという。そして、自分のほかにも5人の存在が同じくボッティカ氏の肉体を見下ろしていたのである。その5人とは、少女、母親、ティーンエイジャー、父親の姿、そして“影の悪魔”であった。

 彼らは「あなたは生きるに値しない」や「人間のクズであることをやめなさい」といったさまざまな罵倒でボッティカ氏を野次り倒していた。

「私にはすべてが聞こえました。『やめてくれ!』と思いましたよ。私が覚えている最後のことは、一人称から三人称への移行と、また戻って来た時のことです」(ボッティカ氏)

 そしてボッティカ氏にはあの世へ旅立つ準備が整ったという。これから別の世界に行くという事実を受け入れたのだ。この時点で、悩まされていた激しい頭痛は嘘のように消え去っていた。そしてボッティカ氏はあの世へと足を踏み入れたのである。

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「Daily Star」の記事より

■4度の心肺停止を経て生還

 あたりは真っ暗で、すべてが冷たかった。すぐにボッティカ氏はここが宇宙であることを理解したのだった。

「まるで宇宙の胎内にいるかのようでした。それは基本的にサイケデリックな旅でした」(ボッティカ氏)

 そしてこの世界のほうが地球上よりも馴染み深い場所であることを理解したのだった。

「誰かに言う度、これはおかしなことのように聞こえますが、私は文字通り、『地球での暮らしよりもずっと長くその場所に住んでいた』のです」(ボッティカ氏)

 番組ホストのジョウジー氏は、ただ黙ってボッティカ氏の話を聞くのみであった。ジョウジー氏にとってそれほどショッキングな内容だったということだろう。

「だからこそ、今の私にとって人生はとても奇妙なものです。私はここにいるよりもどこか別の場所にいるのが相応しいからです。それは“自己発見”の旅でした」(ボッティカ氏)

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「Daily Star」の記事より

 馴染み深く心地よい“宇宙の胎内”にいたボッティカ氏だが、気づけば1人の人物の姿があったという。その人物はボッティカ氏に、知恵は年齢からではなく経験から来ており、“エネルギーサイクル”を通り抜ける体験を重ねることで知恵が深まってくるのだと伝えてきたのだった。

 そして「今、あなたは戻る時が来た」とその人物がボッティカ氏に告げたという。

「なぜですか?」と問うボッティカ氏にその人物は「あなたは、その質問への答えを見つける必要があります」と言い返してきたという。

 そして、居心地のよい“宇宙の胎内”から別の世界へ“引き抜かれる”体験をしたという。やがてボッティカ氏は病院のベッドで目覚めることになる。

 その日、なぜかいつもとは別のルートで営業所へと戻る道を走らせていたバスの運転手が車の中で気を失っているボッティカ氏を発見、救急車を呼んだのだった。もう少し発見が遅れていたなら、まず助かることはなかったということだ。

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