もうすぐ寿命は130歳以上になると算出される! “スーパーセンテナリアン期”の到来(最新研究)
■110歳を超えると来年生きている確率は一律50%
研究チームの分析によれば、最高齢記録は2100年までに99%の確率で124歳になり、68%の確率で127歳になるという。そして13%の確率で130歳になるということだ。さらに132歳の可能性も残されているが、135歳に到達する人は今世紀中には出てきそうにはないことも示されている。
現状でスーパーセンテナリアンはまだまだ珍しい存在であるのだが、その数が増えることで122歳の世界記録を破る可能性が高まってくるという。そしてそれ十分に可能なことであると研究チームは言及している。
研究チームの統計学者、エイドリアン・ラフタリー氏は人口増加や医療の進歩があっても、一定の年齢を過ぎると死亡率は横ばいになることを指摘している。110歳を過ぎると114歳までは毎年もう1年間生きる確率が約50%であるということだ。
「年齢は関係ありません。110歳に達しても同じ割合で死亡します。彼らは、病気など、人生があなたに投げかけるさまざまなことをすべて乗り越えてきました。彼らは若い人たちに影響を与えるものとはあまり関係のない理由で死にます。これは非常に頑強な人々の中でも非常に厳選されたグループです」(エイドリアン・ラフタリー氏)
110歳を超えてくると来年に生きている確率においてもはや年齢は関係ないというのは興味深い。毎年50%の確率で生き延びた人が最終的に130歳に到達するということになる。
この5月にはシンガポールを拠点とするバイオテクノロジー企業である「Gero」による最近の調査が発表され、常にスマートデバイスを装着してAIによるリアルタイムの健康診断を受けることで、人間の最大寿命が150歳に到達するという予測を示している。
いずれにしても今後、人間の寿命は延びる一方であることは確実視されている。来るべき“超超高齢化社会”に、社会においても個人レベルにおいても相当の準備と心構えが求められているのだろう。
参考:「Daily Star」、「Daily Mail」ほか
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2024.10.02 20:00心霊もうすぐ寿命は130歳以上になると算出される! “スーパーセンテナリアン期”の到来(最新研究)のページです。不老不死、アンチエイジング、仲田しんじ、高齢化、長寿、エイジング、スーパーセンテナリアン、ベイズ理論などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで