「地球はエイリアンのゴミに囲まれている」古代宇宙人が遺したゴミを探す研究が開始される!
■宇宙の「興味深い不一致」を見つけるプロジェクト
天文学者にとっての大きな課題は、地球を周回する何万もの宇宙ゴミを調べ、エイリアンが人工的に造ったと思われる以外のものを排除することである。しかしそれは思ったより簡単に出来るとヴィラロエル博士は述べる。
その方法は人工知能の助けを借りて、1957年に最初の人工衛星「スプートニク」が打ち上げられる以前に撮影された古い写真を現在の写真と比較すれば、地球の周りの軌道上にある一時的に反射する破片を排除できるというのだ。スプートニク以前の空にはっきりとした輝きがあるものは、エイリアンの宇宙ゴミかもしれないとヴィラロエル博士や研究者は考えている。
そして博士は宇宙に進出した文明は、探索機を通信衛星のように対地同期軌道(同期軌道上の衛星は、地上の一地点の観察者から見て毎日同じ時刻に空の同じ一点にある)に配置したと想定している。それによって、宇宙人の作った古い探索機は、同じ対地同期軌道に何百万年も留まり続けている可能性があるというわけだ。
博士は「より高い高度、または対地同期軌道の高度では、衛星または宇宙ゴミは、太陽の反射によって起きる高速で一時的なきらめきによって検出できます」と語る。その検出された輝きの1つは、宇宙人が製造した探索機だという可能性があるという。
そしてその目的で観測を行うプロジェクトが存在する。それは、アルジェリア、カメルーン、ナイジェリアにあるアマチュア天文学協会が主導する「VASCO市民科学プロジェクト」だ。プロジェクトに関わる人々は、過去70年間の天文調査を使用し、天体物理的に「興味深い不一致」を見つけることを目的としているという。
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2024.10.02 20:00心霊「地球はエイリアンのゴミに囲まれている」古代宇宙人が遺したゴミを探す研究が開始される!のページです。エイリアン、SETI、宇宙ゴミ、探査機、スペースデブリ、地球外文明、天文学、オウムアムア、宇宙などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで