「地球はエイリアンのゴミに囲まれている」古代宇宙人が遺したゴミを探す研究が開始される!
宇宙開発の進展と共に“宇宙ゴミ”の問題が深刻化してきているが、驚くべきことに古代の地球外文明が遺した宇宙ゴミを探す研究が発表されていて話題だ。
■地球はエイリアンの探査機に包囲されている?
考古学者は、ゴミ捨て場やトイレの遺跡は、当時の人々の生活や食糧事情を後世に伝える“宝の山”だという。例えば、縄文遺跡のトイレやゴミ捨て場の調査によって、縄文人が主に食料としていたのは、木の実などの植物だったことがわかっている。
そして時には古代都市の消滅理由まで、ゴミ捨て場の調査からわかるケースもあるという。約1500年前、ビザンチン帝国に存在した都市エルサは、イスラム勃興によって衰退したと言われていた。しかしゴミ捨て場を調べることで、消滅は考えられていたより早く、衰退の原因は古代後期の小氷期だったことが判明した。
そして考古学者だけではなく、天文学者たちにとっても「ゴミ捨て場は宝の山」というセオリーは当てはまるらしい。
天文学者は、地球を訪れている(と思われる)地球外生命体の証拠を見つけるために、彼らが残した残骸を調べている。もちろん、それは地球上の遺跡から見つかったゴミとは、やや異なるものだが。
●宇宙のゴミ
「SETI(Search for Extra-Terrestrial Intelligence、地球外知的生命探査)」は、今やれっきとした天文学の一部門として認められている。スウェーデン、ストックホルム大学の天体物理学者ベアトリス・ヴィラロエル博士と、彼女の国際チームは、ユニークな観点からSETIに取り組んでいる。
ヴィラロエル博士とチームは、地球外生命体は他の惑星に自ら上陸する前に、調査のための探査機を送ると想定した。我々も、火星や月などに多くの探査機を送っているが、それと同じように他の惑星も、地球に数々の探査機を歴史のある時点で送った可能性があるというのだ。
そして、「もしかしたら地球はエイリアンの探査機によって囲まれているかもしれない」というのだ。
ハーバード大学の著名天文学者アビ・ローブも、2017年に発見された天体観測史上初となる太陽系外から飛来した恒星間天体「『オウムアムア(Oumuamua」)』は、エイリアンの探査機である可能性がある」と示唆しているが、エイリアンが飛ばした探査機は最終的には機能を停止し、宇宙ゴミとなる定めを持つのではないだろうか。
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