【未解決】2人の女子高生が狭いエリアで惨殺された「舞鶴事件」の謎! 真犯人は“呼び出した人物”か?

【未解決】2人の女子高生が狭いエリアで惨殺された「舞鶴事件」の謎! 真犯人は呼び出した人物か?の画像1
画像は「Getty Images」より

前編はコチラ!

 狭いエリアで10年間に2度も起きている現役女子高生の殺人死体遺棄事件。これらの事件について、筆者がまず素朴に疑問なのは、なぜこうも狭い範囲で「女子高生が惨殺される」という、一般には珍しい事件が2件も起きているのかという点だ。

 しかも10年以内に、である。たしかに「偶然」といえばそれまでなのだが、果たしてこうも「偶然」が重なるものだろうか。なにせ前述の通り、2001年に起きたBさんの事件の遺体発見現場は、2008年の事件の被害者・Aさんの自宅のすぐそばなのだという。当時は既に小学生になっていたであろう彼女がこの事件を知らないとは考えにくく、また、その後、家庭や学校などで時折話題になっていたことも十分に考えられる。だとすれば、Aさん自身が女子高生を狙う事件に対して、まったく警戒していなかったというのは考えにくく、失踪当夜、人通りもほとんどない暗闇の中、家を出るに際しても、普通ならば不安が頭をよぎり、外出を躊躇うのではないだろうか。

 しかし、実際には、彼女はかなり遅い時間に自宅を出ている。このことから、少なくとも彼女の目線では、凄惨な事件とは無縁の、さらに言えば、何か起きたとしても守ってくれるような、絶対的に安心でき、心理的な意味で頼りきっている相手から呼び出しがあり、それに応じる形で出かけたと見るのが妥当ではないかと筆者は考えるのだ。

 結果として彼女は、その人物あるいは、別の第三者によって殺害されてしまったのだが、遺体発見時に確認された隠蔽工作から推察するに、犯人は前者、すなわち彼女を呼び出した人物ではないかと筆者は考えている。犯人は被害者と何らかの接点があるからこそ、人目につきづらい時刻に彼女を自宅から誘きだし、同じ理由で雑木林を遺体遺棄に使い、工作してまで発見を遅らせるような真似をしたのではないだろうか。だとすれば、(これは関連性が指摘されている2001年の事件にも言えることだが)後にこの事件で逮捕され、無罪となった五十代の男よりも、犯人像としてもっと相応しいタイプがいるのではないだろうか。少なくともこの男性よりも被害者の世代に近い、若い男ではないかと筆者は考えている。

 では、仮にそうだとすると、一体どのような形で、犯人は被害者と知り合ったのか。これは情報が少ないため、極めて難しく、また、断言しかねる部分ではあるが、一つの仮説として、ネット上のコミュニケーションを通じて知り合い、その後、メールなどで頻繁にやりとりをしていた人物などが真っ先に思い浮かぶ。その人物は(少なくとも「ネット上の顔」としては)被害者と世代が近く、もしかすると被害者は、思春期にありがちな対人関係の悩みや、恋愛の相談などをしていたのかもしれない。

 それは無論、加害者側の罠でしかなかったわけだが、その過程において被害者は加害者に対して信頼感や好意を持つに至っていれば、事件時にも、ある意味、油断した状態で誘き出された可能性が高いだろう。だとすれば、犯人は2008年に発生したこの事件だけではなく、そのすぐ近くで発生した2001年の事件にも関与している可能性は否定できない。というのも、2001年頃には掲示板形式のサイトなどが一部で流行りはじめ、その後は2008年頃まで、プロフサイトなど、交流できる携帯サイトに若年層の利用者が多く見られた。もしかすると犯人は、こうしたサイトを悪用する形でターゲットを物色していたのではないだろうか。

 実際、2007年11月には、30代の男と女子高生が出会い、男が女子高生を殺害するという事件が発生しているが、その出会いの舞台となったのが、コミュニティ要素を持ったゲーム系のサイトだった。無論、最近では、こうした事件が発生した際に、捜査関係者は、被害者のSNSなどを細かくチェックするが、これらの事件が起きた頃には、今ほどネット上の繋がりを意欲的に追いかけてはいなかったし、現在に比べ、追跡方法も未熟であった。

人気連載

夜泣きにアヘン、溺れた者には「タバコ浣腸」……今では考えられない昔の医療! 驚異の陳列室「書肆ゲンシシャ」が所蔵する奇妙な本

夜泣きにアヘン、溺れた者には「タバコ浣腸」……今では考えられない昔の医療! 驚異の陳列室「書肆ゲンシシャ」が所蔵する奇妙な本

――【連載】驚異の陳列室「書肆ゲンシシャ」が所蔵する想像を超えたコレクションを徹...

2023.01.15 14:00歴史・民俗学
アートの題材となった死体写真…アラーキーからマニアしか知らない写真家まで! 驚異の陳列室「書肆ゲンシシャ」が所蔵する奇妙な本

アートの題材となった死体写真…アラーキーからマニアしか知らない写真家まで! 驚異の陳列室「書肆ゲンシシャ」が所蔵する奇妙な本

――【連載】驚異の陳列室「書肆ゲンシシャ」が所蔵する想像を超えたコレクションを徹...

2022.12.31 17:00歴史・民俗学
小池百合子が中国利権屋になった理由とは? 中国産太陽光パネルで都民税増税&地価暴落の恐れ=ジェームズ斉藤

小池百合子が中国利権屋になった理由とは? 中国産太陽光パネルで都民税増税&地価暴落の恐れ=ジェームズ斉藤

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@Jame...

2022.12.21 17:00日本
2023年を人生激変の年にする開運・波動グッズ4選! 願いが叶うクリスタル、財運が向上する八卦鏡、高波動プラチナフォトン

2023年を人生激変の年にする開運・波動グッズ4選! 願いが叶うクリスタル、財運が向上する八卦鏡、高波動プラチナフォトン

 広瀬学氏は、波動・スピリチュアルグッズの通信販売会社オプティマルライフ株式...

2023.01.20 13:00占い・開運

【未解決】2人の女子高生が狭いエリアで惨殺された「舞鶴事件」の謎! 真犯人は“呼び出した人物”か?のページです。などの最新ニュースは知的好奇心を刺激するニュースを配信するTOCANAで

人気記事ランキング05:35更新

トカナ TOCANA公式チャンネル