大麻とキノコの抽出成分で「膵臓がん細胞が100%死んだ」驚愕の研究結果(最速ニュース)

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(2022年4月15日 夕刊)

大麻とキノコの抽出成分で「膵臓がん細胞を100%殺すことに成功」衝撃の最新研究!

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イメージ画像:「Getty Images」

 イスラエルのバイオメディカル企業、Cannabotech社と同国ハイファ大学のフアド・ファレス教授による画期的な研究成果が世界を驚かせている。なんと、膵臓がん細胞を「100%殺すことができる薬品」を作り出すことに成功したというのだ。

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画像は「CISION」より引用

 発表によると、今回の薬品は大麻から抽出した生理活性物質カンナビノイドと、Cyathusstriatusという菌類(キノコ)の抽出物を組み合わせたもので、健康な細胞に損傷を与えることなく、すべての膵臓がん細胞を殺すことが確認されたという。Cannabotech社のエルハナン・シャクドCEOは、「12カ月以内に事業化調査を完了し、FDA(米食品医薬品局)の承認を得るとともに大手製薬会社と協力して医薬品開発に取り組む」と述べている。なお、研究チームは乳がん、肺がん、結腸がん、前立腺がんに対するテストも行っているが、その結果はまだ公表されていないようだ。膵臓がんは5年生存率が1割弱の難治がんであり、今年この世を去った作家で元東京都知事の石原慎太郎さんも闘病していたことで知られる。この薬が実用化されれば、多くの人が救われることは間違いないだろう。近年、次なるビジネスチャンスとして世界各地で大麻研究が盛んになっている。日本はまたしても出遅れてしまうのだろうか。

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