「キスは歯磨きと同じくらい歯の健康に良い」有名歯科医が1日4分間の濃厚な接吻を推奨(最速ニュース)
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(2022年4月21日 夕刊)
● 「キスは歯磨きと同じくらい歯の健康に良い」有名歯科医が1日4分間の濃厚な接吻を推奨=英

長引くコロナ禍によって欧米では挨拶のキスがすっかり衰退したとの報告もあるが、それが華々しく復活する、いやむしろ、(かつて社会主義国家や共産主義国家で行われていたように)たとえ男性同士であっても挨拶として”唇を重ね合わせる”時代になるかもしれない(?)、衝撃的主張を英国の大手矯正歯科クリニックで代表を務めるハレド・カセム歯科医が繰り広げている。なんと「キスは歯磨きと同じくらい歯にとって良い行為であり、みんな毎日4分間キスをするべき」というのだ。英紙「THE Sun」をはじめとする複数の海外メディアが報じた。

同氏によると、キスは唾液の分泌を促し、悪玉菌を洗い流すとともに口の中の酸を中和する力があるという。さらに、歯からバクテリアを洗い流して頑固な歯垢を減らすことにもつながるらしい。加えてパートナーから受け取る唾液に含まれるバクテリアによって免疫力も高まるうえ、ストレスの緩和や(顔の筋肉を使うことで)若々しい外見も維持されるなど、まさに良いことだらけ。カセム氏は、毎日の歯磨きとデンタルフロスのほか、1日4分間キスをすることを推奨している。ただし、もちろんこれはお互いに歯に問題を抱えていない場合に限った話である。
ちなみに、同氏の主張を受けて英国歯科協会は「キスは毎日の歯のケアの代わりにはならない」と発表している。もし本当に歯の健康に役立つとしても、1日4分はさすがに長すぎて実行できる人も限られてくるだろう。
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