今も行方がわからない世界最高のお宝10選! 伝説の卵、謎のカメラ、エロすぎた絵画… 未解決歴史ミステリー!
長い歴史の中で、さまざまな文化の素晴らしい宝物が盗まれたり紛失したりしてきた。 戦争や災害で宝物を保護できなかったり、軍隊が宝物をトロフィーとして持ち去ろうとする事例も多い。宝物が取り戻されることもあるが、その多くは現在も失われたままである。これら歴史に消えた30の宝物(21〜30)を科学ニュースサイト「Live Science」から紹介しよう。
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21. 1世紀の福音書
新約聖書の中には、イエスの生涯と教えを説いたマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四福音書が収められている。四福音書の写本のうち、現存する最古のものは2世紀に書かれたとされる。しかし多くの学者は、四福音書には1世紀後半に書かれたものがあると信じている。
エジプトではマルコによる福音書の写本断片が発見され、これが1世紀に書かれたものである可能性が浮上した。しかし、エジプトとスーダンで活動する「エジプト探査協会」は2018年、断片は1世紀ではなく、2世紀後期~3世紀初期にかけて書かれたものであると発表した。
22. ミケランジェロの「ファウヌスの仮面」
イタリア・ルネサンス期の芸術家、ミケランジェロ・ブオナローティは1489年ごろ、大理石で「ファウヌスの仮面」を制作した。ファウヌスは神話に登場する半人半山羊の牧神である。当時のイタリアの政治家で、ミケランジェロのスポンサーでもあったロレンツォ・デ・メディチの提案で生まれた作品とされる。
「ファウヌスの仮面」は、フィレンツェにあるバルジェッロ国立美術館が所蔵していたが、1944年に失われてしまった。同年8月22~23日の間に、ナチス・ドイツ軍の兵士が仮面を盗み、トラックに乗せて持ち去ったといわれる。現在もそのまま行方不明のままである。
23. カラヴァッジョの「キリスト降誕」
「聖フランシスと聖ローレンスとのキリスト降誕」は、イタリア・バロック期の画家、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオによって1609年に制作された。干し草の上に横たわっている幼児イエスを描くことで、キリストの誕生を表現した絵である。
1969年、イタリア・シチリア島パレルモにある礼拝堂から「聖フランシスと聖ローレンスとのキリスト降誕」が盗まれたまま、現在も発見されていない。警察は、シチリアのマフィアによる強盗事件の可能性を疑ってきた。2015年から、原画が盗まれた礼拝堂にはレプリカが飾られている、
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2024.10.02 20:00心霊今も行方がわからない世界最高のお宝10選! 伝説の卵、謎のカメラ、エロすぎた絵画… 未解決歴史ミステリー!のページです。ワールドカップ、エベレスト、ルネサンス、福音書、宝物、イスラム国などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで