「宇宙人は電子生命体である」天文学の権威が断言! “生身の文明”終焉は必然、人間もそうなる

「宇宙人は電子生命体である」天文学の権威が断言! 生身の文明終焉は必然、人間もそうなるの画像1
イメージ画像:「Getty Images」

 人類はいずれ異星人と出会う可能性があると考えられているが、その異星人はほぼ間違いなく有機的な体を「電子的存在」に置き換えているだろう、と海外の天文学者が主張している。

 この興味深い主張をしているのはイギリスはラドローの天文学者リース卿。彼はチェルトナム・サイエンス・フェスティバルにて「人類は次の千年の間にほぼ間違いなく人工知能を持ったスーパーロボットに取って代わられるだろう」と主張した。

「数世紀後…… 1000年後…… 我々は電子生命体に取って代わられ、彼らは不死に近い存在となり、宇宙の歴史の残りの部分まで続く可能性があることは確かです」

 そしてリース卿は、同じプロセスが銀河系の他の惑星でも既に起こっている可能性があると付け加えた。

「宇宙人は電子生命体である」天文学の権威が断言! 生身の文明終焉は必然、人間もそうなるの画像2
画像は「DAILY STAR」より引用

「地球外生命体はどのようなものでしょうか? 私たちが何かを発見するとしたら、それは私たちのような生身の文明ではなく、ロボットや電子的なものだろうと思います。(生命体が存在する惑星は)地球よりずっと進化の過程が遅れているか、そうでなければずっと進歩しているだろう。後者の場合、我々はずっと昔に死んだ文明が残した電子の子孫を見ることになるだろう」

 同様の説を主張しているのは彼だけではない。SETIの専門家であるセス・ショスタック氏も「恒星間旅行者は生身の身体を遠く離れているはずなので、我々が最初に出会う地球外生命体は、生物ではなくAIベースのものになるだろう」という意見に同意している。ショスタック氏はデイリー・スター紙に「彼ら(異星人)が生物よりも機械である可能性が高いことを考えると、彼らが何に興味を持つかを測定するのは難しいでしょう」と語った。

 いずれ人類は異星人と出会うのかもしれないが、その時彼らがどのような姿をしているのか。いずれにせよ、我々がイメージする姿とはかけ離れている可能性は高そうだ。

参考:「DAILY STAR」、ほか


【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

関連キーワード:, , ,

文=勝木孝幸(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

人気連載

『十物語の代償』修学旅行で招いた忌まわしき怨霊の執念【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

『十物語の代償』修学旅行で招いた忌まわしき怨霊の執念【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.07.24 20:00心霊
人魚が守る島の掟と宝【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

人魚が守る島の掟と宝【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.07.10 20:00心霊
「三途の川を見に行く方法」対岸に立つ存在の正体とは…時を経て現れた闇の存在【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

「三途の川を見に行く方法」対岸に立つ存在の正体とは…時を経て現れた闇の存在【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.06.26 20:00心霊
夕暮れ時の「目玉の雨」高校教師が語る戦慄の恐怖体験【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

夕暮れ時の「目玉の雨」高校教師が語る戦慄の恐怖体験【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.06.12 20:00心霊

「宇宙人は電子生命体である」天文学の権威が断言! “生身の文明”終焉は必然、人間もそうなるのページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

UFO・宇宙人最新記事