「この宇宙と現実は精神的なもの」物理学者が断言! 精神と物質の“本当の関係”を見落とす現代科学とテスラ予言!
※ こちらの記事は2020年9月10日の記事を再掲しています。
現実を生み出しているのは物質ではなく、精神なのだろうか?
オルタナティブサイト「Collective Evolution」(9月7日付)によると、既存の物理学のあり方に疑義を呈する科学者は少なくないという。たとえば、米ジョンズ・ホプキンズ大学の物理学者リチャード・コン・ヘンリー教授は、2005年に学術誌「ネイチャー」上に、「精神宇宙(The Mental Universe)」と題する論文を発表しているそうだ。
同論文でヘンリー教授は、「物理学者は宇宙が“精神的”なものであることを認めざるをえなくなっている」と指摘、さらには、「物質世界を守ろうとする真剣な試みはあったが、なんら新しい物理学を生み出すことなく、幻想ばかりを生み出してきた」、「物理学者は真実を避けてきた。なぜなら真実は通常の物理学にとってとても異質なものだからだ」と辛らつなコメントが続く。
ヘンリー教授のように“精神的なもの”が科学の進歩にとって重要だと考える科学者は少なくない。実はあの天才科学者ニコラ・テスラも、「科学が非物質的な現象の研究を始めた時には、それまでの科学が成し得た成果を凌ぐ進歩が10年間で遂げられるだろう」と予言していた。
これまでにも量子物理学に関係が深い超心理学の世界では物質に作用する精神の存在が研究されてきたが、主流の科学からは白い目で見られることが今も多い。
だが、スタンフォード研究所(SRI)内の「スターゲイト計画」で80年代に統計分析を担当し、2016年まで米カリフォルニア大学アーバイン校統計学科長を務め、現在も同校の教授であるジェシカ・ユッツ博士は、統計学者の観点から超心理学が厳密な科学であることを認めている。
「超心理学の分野で仕事をしているうちに、次々と“証拠”を目にするようになりました。他の研究室にも足を運び、彼らが何をしているのかを見てみましたが、本当に厳しい管理がなされているのがわかりました。実際、私は統計学者として科学の多くの分野に関わってきましたが、超心理学における実験の方法論と管理は、私が働いてきた他のどの科学分野よりも厳しいものでした」(ユッツ博士)
そうしたこともあり、近年、超心理学研究は科学として徐々に認知されてきており、2013年の論文によると、英国では80もの博士号が超心理学の研究で与えられており、20人以上のノーベル賞受賞者が超心理学の研究支援を行っているという。
それにも関わらず、超心理学が科学の正当分野として完全に認められるに至っていない理由は、既存の物理学の枠組みを完全に破壊しかねない潜在的な可能性を秘めているからだと「Collective Evolution」の記事は指摘している。量子論において観測者や意識が物質世界に大きな影響を及ぼしていることが明るみに出されたにもかかわらず、精神と物質の関係がまったく解明されていないのも、そうした理由が背景にあるのだろう。
とはいえ、いずれにしろ真理は人間の狡知で隠し通せるものではない。既存の科学では説明できない現象が観測され続け、超心理学が成果をあげ続けていき、科学界が成熟していけば、自ずとパラダイムシフトが起こるはずだ。今はただその時を心待ちにしたい。
参考:「Collective Evolution」、ほか
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