“意識”の謎を数学で解明! 宇宙から石ころまで「万物に意識存在説」統合情報理論(IIT)でついに証明へ!

 この宇宙に“意識”があるかもしれない――。だとすれば何を思い、何を感じているのか。そして人類のことをどう思っているというのだろうか。

■「統合情報理論」とは

 1000年前、人々は地球が平らだと思っていた。さらについ500年前までは地球を中心にして太陽などの天体が周っているという天動説が当たり前であった。

 今まで常識と思っていたものが180度ひっくり返る“パラダイムシフト”は人類の歴史の中でいくつか起こっているのだが、これがまさに今、起こっているのかもしれない。

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「Disclose.tv」の記事より

 起きている時の我々になぜ“意識”があるのか、サイエンスが今も解決できない謎なのだが、この問題がなんと「数学」で解明できるかもしれないというから驚きだ。いったいどういうことなのか。

 アメリカの神経科学者ジュリオ・トノーニ氏が提唱した「統合情報理論(Integrated information theory、IIT)」が本格的に脚光を浴びている。それというのも、このIITによって意識が説明できる可能性があるからだ。

 IITについて極めて平たく説明すると、たとえば野球のボールをキャッチャーめがけて投げるという行為はピッチングマシンでもできるが、キャッチャーのサインを見て、塁上のランナーにも気を配り、どんな球種でどのコースにどれくらいの速度で投げるかという行為は、各感覚器からインプットされた情報を“統合”できるピッチャーでなければできないだろう。こうした各種の情報の統合によって意識が生まれていると考えられるのである。

 そしてIITは、意識の量と意識の質を定量化し測定可能なものにしようとする試みで、覚醒時の脳活動を詳しく測定することで、この人物の意識の状態が計算で導き出せる可能性を示唆するものだ。つまり意識が計算可能であるという数学モデルである。

 人間の意識が計算可能なものであるとすれば驚くばかりだが、この理論によれば前出のピッチングマシンにも意識があるというからさらに驚かされる。それどころか物質やこの宇宙にも意識があるというのだ。

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