「ゾンビ(元夫)」と性交渉、実子を殺害したカルト母! 兄まで洗脳され殺人鬼に…
■「ゾンビと性交渉した」と訴えた女
2018年12月ごろ、ロリーは友人らに、夫のチャールズさんが既に死亡していて、彼の体はネッド・シュナイダーという男に乗っ取られてゾンビ化していると語り、「ゾンビと性交渉した」と訴えたとされる。また、友人らの証言によると、アリゾナ州の地図を見ながら同州に何体のゾンビが生息しているかを特定するために祈り、その祈りによってゾンビを排除したと説明することもあったという。
チャドは、人の信頼性を表す0~100%の「明」と「暗」の尺度を発明したと主張した。また、「暗」の人はサタンの信奉者である一方、「明」の人はイエス・キリストの信奉者であると信じていた。このようなチャドの思想の影響がロリーに及んだとみられている。
アレクサンダーも、チャールズさんを殺害した際、チャールズさんではなくゾンビを殺したと主張していたとされる。
Netflixは今月、犯罪ドキュメンタリー番組「Sins of Our Mother」を配信した。この番組には、ロリーの息子であるコルビー・ライアンさんが出演してインタビューに答えていた。
しかし、番組配信直前、コルビーさんは性的暴行の容疑で逮捕され、起訴された。彼は8月31日、アリゾナ州メサの自宅で別居中の妻を強姦したという。告発が取り下げられたため、コルビーさんは今月8日に釈放されたが、妻や逮捕に関わった警察官との接触を避けることを含む制限に従わなければならなくなった。
コルビーさんが事件を起こしたこともあって、ロリーが再び注目されている。彼女を理想的な母親からカルトママへと変貌させた経緯が裁判を通して明らかになることを願いたい。
参考:「azcentral.com」、「Insider」、「The Tab」、ほか
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