古代エジプト神殿から「大量の金銀財宝」が発掘される! 予想外の発見に考古学者も困惑
遺跡から発見される大量の金貨や銀貨、という光景は創作の世界ではありがちな光景だが、現実ではまずお目にかかれないものだろう。
そんな中、エジプトにて古代の神殿から大量の金貨と銀貨が発見されるという報告があがった。エジプト考古省のプレスリリースによると、同省の考古学者がナイル川沿いのエスナ市内に残る神殿の裏側に位置する遺跡の発掘作業中、相当量の財宝を発見。
これらは西暦610年から1258年までの約600年間にわたるイスラム時代の金貨と銀貨で構成されており、中には歴代国王の名前が記された286枚の銀貨や、アルメニア王レヴォン2世の時代の外貨も含まれているという。他にもオスマントルコ時代の青銅器や真鍮製の工芸品も出土しており、まだまだ貴重な品々が眠っている可能性は高いとのこと。
考古学評議会の事務局長であるムスタファ・ワジリ博士は、今回の発見の重要性を強調。この遺跡での発掘調査は昨年から行われているが、今後も調査を行う予定だと発言している。
長い間、この地域が貿易の輸送船団にとって重要な役割を担っていたことは知られているが、これほどの金貨や銀貨が神殿跡に残されていた理由については、考古学者もよくわかっていないそうだ。もしかしたら広大な歴史のミステリーがこれら財宝の背後に隠されているのかもしれない。
今後、この遺跡からどんな宝物が出てくるのか。ますます気になるところだ。
参考:「Unexplained Mysteries」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊古代エジプト神殿から「大量の金銀財宝」が発掘される! 予想外の発見に考古学者も困惑のページです。古代エジプト、考古学、財宝などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで