メーガン妃問題だけではない! 血みどろ、7人の妻、喉切り裂き…史上最悪の王家のゴタゴタ8つ!

画像は「Live Science」より引用

 今月7日、英王室を離脱したヘンリー王子の妻メーガン妃が米テレビ局の独占インタビューに応じ、「王室内で人種差別に遭った」などと辛い経験について語った。このインタビューは英国でも大いに話題となっており、英王室も声明を出す大騒動に発展している。

 英王室は国民からの支持も厚い一方、長年にわたり、数多くのスキャンダルでも世間を大いに賑わせていることは周知の通りだ。しかし古来、王家とは様々なスキャンダルや陰謀にまみれているものだ。そこで今回はニュースサイト「Live Science」(3月9日付)から、歴史上の様々な王家のゴタゴタ8例を前後編にわたってご紹介する。

8 truly dysfunctional royal families (Live Science)

 

■血みどろのクレオパトラ

画像は「Live Science」より引用

 古代エジプト最後のファラオであるクレオパトラ7世は、ユリウス・カエサルらを手玉に取ったその美貌と悲劇的な最期で知られるが、血を分けた家族と文字通り血で血を洗う闘争の末に女王となった人物でもある。

 父プトレマイオス12世が死ぬと、クレオパトラは弟プトレマイオス13世と結婚して共同で王位に就いたものの、弟とは政治的に対立した。強国ローマに接近したクレオパトラは弟一派に追放されるが、ユリウス・カエサルと同盟を結ぶことに成功、プトレマイオス13世は敗走して死亡、また彼に協力していた妹アルシノエ4世はローマの捕虜になった。なお、この妹も後にクレオパトラの指示で殺害された。

■マケドニア王国の騒乱

画像は「Live Science」より引用


 古今東西、王がたくさんの妻を持つと後々大騒乱を引き起こしやすいものだ。

 古代ギリシャ、アルゲアス朝マケドニア王国のピリッポス2世には7人の妻がいた。ピリッポス2世は元は弱小国だったマケドニアを大改革して後の大帝国の礎を築いた人物で、祝宴の席で護衛に暗殺されるという劇的な最期を遂げている。そしてこの暗殺劇は、元妻オリュンピアスの仕組んだ陰謀だったとも言われている。

 ピリッポス2世は暗殺される前年、有力な貴族アッタロスの姪クレオパトラ・エウリュディケを7人目の妻に迎えた。その祝宴の席でアッタロスがオリュンピアスとその息子アレクサンドロス(後の大王)を侮辱し、王はそれを咎めなかったのである。

 強い後ろ盾を持つ若い妻の登場に焦ったオリュンピアスは、同じくアッタロスと因縁のある夫の護衛官パウサニアスに目をつけた。パウサニアスはかつてピリッポス2世の寵愛を受けていたが、別の男にその寵愛を奪われ、その男を激しく侮辱した。侮辱された男は戦場で敵からピリッポス2世を守って戦死したのだが、男の友人だったアッタロスはパウサニアスの仕打ちが許せず、彼を酔わせた挙句に暴行したという。パウサニアスは当然ピリッポス2世に訴えたが、王は護衛に取り立ててやっただけで、その怒りはやがて王にも向かうこととなったのである。

 ピリッポス2世の死後、王位に就いたのはオリュンピアスの息子アレクサンドロス3世であった。この際、オリュンピアスはクレオパトラ・エウリュディケと生まれたばかりの娘も殺害している。

 その後、紀元前323年にアレクサンドロス3世が急逝すると、巨大な帝国を誰が引き継ぐかで国内は大いに揉めた。オリュンピアスはここでも暗躍し、生まれたばかりの孫アレクサンドロス4世を擁立すると、当初は共同統治者とされたピリッポス3世とその妻を殺害し、母后として権力を掌握する。しかし帝国の後継者の座をめぐる内乱は収まらず、最後には敵対するカッサンドロスの手によって、オリュンピアスはアレクサンドロス4世共々処刑されてしまった。

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