少年6人同時目撃「リトルブルーマン」の正体! 雷と共に出現、異次元の“亀裂”…
英国イングランド東部・ベッドフォーシャー州ではさまざまな怪異が伝承されている。交差点に出現する「首折れブラックトム」、蒸留所に表れる老人の霊「キングスアームズの霊」、教会裏側を這いずり回る男の霊、霊現象が多発する「ベッドフォード病院」、壁を通り抜ける「幽霊の修道女」、またホラー映画のみならずリアル幽霊まで観られる「ニューナム修道院」などがある。
歴史ある土地だけに様々な事例と逸話が残っているが、いわゆる「未確認動物:UMA(cryptid)」の報告もある。英国といえば「妖精」も有名であるが、近年の研究では妖精が異星人である可能性も指摘されている。インターネットが発達した今、新たな怪異が発見されるかもしれない。以下、関連記事を紹介する。
※ こちらの記事は2021年10月29日の記事を再掲しています。
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かつてイギリスで、「リトルブルーマン」と呼ばれる謎の男が目撃された。6人の少年が目撃した不思議な存在は、地元では現在でも語り継がれているという。
■学校帰りに現れたリトルブルーマン
1967年1月28日、イングランド東部ののどかで自然豊かな町ベッドフォードシャー。その日、空は曇っていて時折雨がちらつくような悪天候であったが、学校帰りの男の子6人はいつものように近くの空き地で遊んでいた。すると、少年たちの近くで雷が落ちた。落雷の音に驚いた彼らだったが、その直後、人間とは思えぬ謎の存在と遭遇することとなる。
目撃者の一人アレックス・バトラーさん(当時10歳)によると、雷が落ちてすぐ、20ヤード(約18m)ほど離れた藪の中に一人の“青い男”が現れたという。それは身長3フィート(約0.9m)ほどで、二つの丸い目を持ち、鼻の場所には小さく平らな三角形が付いていた。特徴的なのは青いヒゲで、胸のあたりまで伸びて左右に分かれていたという。男はつばのない、丸みを帯びた山高帽のような帽子をかぶり、青いつなぎのような服を着て、正面に15cm四方の黒い箱がついたベルトを締めていたそうだ。
アレックス少年は驚き、急いで仲間を呼んだ。だが彼らが青い男の方へ向かって駆け出したところ、その姿は煙のように消えてしまったという。男が立っていた場所には何の痕跡もなく、興奮した少年たちは探し出して捕まえようと盛り上がった。
もう一度、周囲を見回すと、やはり18mほど離れた場所に先ほどの青い男が立っているのを見つけた。少年たちが近づくと、男はやはり空気に溶けるように消え、また別の場所に現れた。少年たちが駆けつけるとまた消えた。続けざまの失敗に、少年たちは草むらに隠れて男の背後から迫ることを決めた。
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