550人の子をもうけた“連続精子提供者“がヤバイ! 提供禁止命令に逆らい提供を継続、増え続ける子供に深刻な問題も
精子提供者として550人の子供の遺伝的父親になった男性が問題になっているという。
500人以上の子どもをもうけたとされる連続精子提供者のミュージシャン、ジョナサン・マイヤーは、精子提供の中止命令を受けたにもかかわらず、不妊治療クリニックで寄付を続けていることが明らかになった。
彼の遺伝的な子は、少なくとも80人がドイツに、35人がベルギーに、4人がアルゼンチンに、2人がオーストラリアに、そしてなんと375人がオランダに住んでいると考えられている。
過去には精子提供により数百人の父親になった元産婦人科医フィリップ・ぺヴェン氏や、600人の子供の父親になったベルトルト・ヴィースナーがいるが、マイヤーは早くも彼らの記録を抜きそうである。

ハーグの民事裁判所は、彼に精子提供を禁じる判決を下した。もし再び精子提供を行なえば、8万5000ポンドの罰金が科せられることになっている。
しかし、英紙『Daily Mail』によると、マイヤーは不妊治療クリニックへの精子提供を続けているという。
マイヤーから精子提供を受けた大勢の女性たちが、自分の子供たちが近親相姦に巻き込まれないようにとの願いもあって、オンライン・サポート・グループを立ち上げた。150人以上の母親がフェイスブックのサポートグループ「Donorkind 102 JJM」に参加している。
マイヤーは現在、自分の精子を提供するのは、すでに彼の子どもを持ち、次の子どもを望む女性に限っていると話している。今月初めにはオランダ人女性の妊娠を助け、今週はセルビアとイタリアに飛び、自分の子供の母親を訪ねる予定とのことだ。
Cryos精子バンクはマイヤーの精子サンプルを1つ約1100ユーロで販売したが、オランダ人には無料で提供していると述べている。
マイヤーはドイツのメディアにこう語った。
「私は何も要求しませんが、64ポンドや航空券、カメラをプレゼントされることもあります。」(マイヤー)

彼はまた、いつか自分の家族が欲しいと記者団に語り、「家族を作りたい、5人の子供を持つのが夢だ」と話した。なぜそんなに子供が欲しいのかと尋ねられると、マイヤーはこう答えた。「人生を有意義なものにしたいんだ」。
とはいえ、一カ所に同一人物の子供が集中するのは大きな問題だ。かつてトカナでも報じたように、精子提供によって誕生した米オレゴン州ポートランド出身のゼイブ・フォルスさんは、自分の異母きょうだいが50人もいることに大きな不安を覚えている。知らないうちに異母姉妹と出会ってしまう可能性があるからだ。ごく身近に異母兄弟がいたという経験は強烈だったようで、Tinderなどの出会い系アプリを使っていても、「誰が血縁で誰がそうでないのかさっぱりわからない」と不安を口にしている。
通常は幼少期から同一の生活環境で育った相手に対して性的興味を持つ事がなくなる「ウェスタ―マーク効果」によって近親者に性的魅力を感じることは少ないが、離れ離れになっていた血縁者を、外見や性格など類似点の多さから魅力的に感じてしまう「ジェネティック・セクシュアル・アトラクション」という現象がある。
500人もの異母きょうだいがいるとなれば、ふと気になった人物が実は血縁者であるという可能性は常に付きまとうだろう。マイヤー氏の無責任な種まきは子供たちに大きな禍根を残しそうだ。
参考:「Daily Star」ほか
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2024.10.02 20:00心霊550人の子をもうけた“連続精子提供者“がヤバイ! 提供禁止命令に逆らい提供を継続、増え続ける子供に深刻な問題ものページです。生殖医療、きょうだい、精子提供などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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