壁に隠された92年前の瓶入りメッセージを発見! 執筆者不明、書かれていたのは…?=英

 ある建築業者が、自宅での作業中に壁の中からなんと92年前の瓶入りメッセージを発見して注目を集めている。

 発見者のダン・ダフォーン氏によれば、イギリス・ウェールズのペンブルックシャーにある自分の家で古い暖炉の解体作業を行っていたところ、ガラス瓶のようなものの先端が壁から突き出ているのに気づいたという。

 調べてみると、瓶の中には丸めた紙が入っていた。それは1931年9月14日付で書かれたこの建物の歴史を記した手書きの書面だったのだ。なお、タイトルは『ミン・イ・モールの歴史』となっており、保存状態は非常に良好だったという。

壁に隠された92年前の瓶入りメッセージを発見! 執筆者不明、書かれていたのは…?=英の画像1
画像は「BBC」より
壁に隠された92年前の瓶入りメッセージを発見! 執筆者不明、書かれていたのは…?=英の画像2
画像は「BBC」より

「特別なものだとわかったし、古い手書きの文字がクールだった。甥っ子たちは大喜びだったけど、そのうちの一人がアイスを手にしていたので、貴重な資料から遠ざけなければならなかった」とダフォーン氏は語る。

 その後、彼の母親がこの発見をネットにアップしたところ、すぐに反響が殺到したという。

「それを粉砕しなかったのは幸運なことだった。中に何が入っているのか見当もつかなかったけれど、古い何かであることはわかったよ。宝の地図みたいなものでもよかったんだけどね」とダフォーン氏は語っている。

 今回発見されたのは歴史的な事柄が書かれた真面目な文書だったが、以前フランスでは18世紀の「ゲス日記」が発見され、話題になった。フランスの城の床材に19世紀の大工の秘密の日記が書かれていたのだ。村の不倫ゴシップや嬰児殺しといったショッキングな内容まで書かれており、誰にも見つからないようこっそりと隠されていた。

 古い家屋にはこうした“秘密”がまだまだ埋もれているかもしれない。

参考:「BBC」ほか

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文=勝木孝幸(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

ミステリーニュースステーションATLAS編集部員
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