悪臭UMA「スカンク・エイプ」の鮮明画像が撮影される!? ビッグフット研究機関も興奮

 北米大陸を代表するUMA(※1)といえばビッグフットだが、それ以外にも多数の獣人型UMAの存在が知られている。

 なかでも有名なものの一つがスカンク・エイプだ。スカンク・エイプは米フロリダ州に生息しているといわれるUMAで、強烈な悪臭をまとっているという特徴がある。そのため、肛門から悪臭を分泌し外敵を撃退するスカンクにちなんで名づけられている。エイプは類人猿を意味する。

 真偽不明だが、スカンク・エイプを真正面からその姿を捉えた写真もあり、爛々とした目と歯を剥き出しにした凶悪な表情、全身を覆う赤褐色の毛や大きな手などが見て取れる。

 しかし、スカンク・エイプの特徴はなによりその臭いであるため、遠目からではビッグフットなどの他の獣人と見分けがつきにくいとされている。とはいえ、ビッグフットも強烈な体臭を放っているいわれており、実は同種であり出没地域の違いで呼称が異なっているだけという見方もある。

 そうした中、先日久々にスカンク・エイプらしき獣人の姿が写真に収められたという報告があった。スカンク・エイプだとされているのは、フロリダ州内で撮影されたからだ。

悪臭UMA「スカンク・エイプ」の鮮明画像が撮影される!? ビッグフット研究機関も興奮の画像1
画像は「YouTube」より

 以下の動画で紹介されているのがスカンク・エイプを捉えたものとされる画像だ。森の中にある大きな倒木にもたれ掛かるようにして座る、毛むくじゃらの生物の姿が捉えられている。

 この画像はビッグフット等の獣人型UMAを調査・研究している団体ロッキーマウンテン・サスカッチ・オーガニゼーションに届けられたもの。「フロリダ州のスカンク・エイプを研究している我々の仲間が、私たちの住む地域で撮影したとこの画像を送ってきました。何だと思う?」と公式SNSで呼び掛けている。

 果たして、写真に写っている大きな猿のような生き物の正体は何なのか。肩幅の広い特徴がスカンク・エイプと似ているが、単に着ぐるみを着た何者か(あるいは人形)という可能性も否定できない。また、動物園や個人の元から逃げ出した本物の大型霊長類である可能性もある。

 またこれはスカンク・エイプでもビッグフットでもなくクマの可能性もあるだろう。フロリダ州にもクマが生息しており、稀ではあるが住民がクマに襲われる事件も発生している。クマをビッグフットと誤認するケースはよくあり、クマの生息数とビッグフットの目撃数の間に相関関係が見られるという研究もある。

悪臭UMA「スカンク・エイプ」の鮮明画像が撮影される!? ビッグフット研究機関も興奮の画像2
画像は「YouTube」より

 しかし、だからといってビッグフットやスカンク・エイプが存在しないと言うことはできない。気になる人は画像を見て正体を推測してみてはいかがだろうか。

(※1)UMA(ユーマ、Unindentified Mysterious Animal)とは未確認生物を意味する和製英語。未確認生物とは何世紀にもわたって語り継がれてきた物語や伝説に登場したり、また、今日でも目撃例があるが実在が確認されていない生物のことだとされている。

参考:「Unexplained Mysteries

文=加藤史紀(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

ミステリーニュースステーションATLAS編集部員
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