「紫色の翼」を持ったヒト型生物を目撃! 身長180センチ…モスマン急増か?

 伝説の空飛ぶUMA“モスマン”なのか――。紫色の翼を持つヒューマノイドの目撃報告が寄せられている。

■翼を持った紫色のヒューマノイド

 超常現象メディア「Phantoms & Monsters」は読者からの目撃談や体験談を募っているのだが、最近では2014年の夏にインディアナ州グリーンズバーグ近郊で「翼を持った身長約6フィートの紫がかったヒューマノイド」を見たという男性からの目撃報告が届けられている。これは伝説の空飛ぶUMA“モスマン”なのだろうか。報告の内容は次の通りだ。

「The Singular Fortean Society」の記事より

「この事件は約9年前の2014年の夏に起こりました。当時、私たちはインディアナ州グリーンズバーグ(ディケーター郡)近くの小さな分譲地に住んでいました。私の家の前は小さな森林地帯だったので、裏庭はたくさんの木々が生い茂る広い空き地で、父が作った柵で囲まれていました。裏庭には温室と小屋もあります。木の後ろには小さなトレーラーハウスがあります。

 曇りの日に犬が外に出ていたので迎えに外に出たのを覚えています。いつもよりずっと長く外にいたので、心配になって見に行きました。

 私が裏庭へ行こうとバルコニーの階段を降りたとき、私の犬は木に向かって走り、吠え始めました。木々を見上げると身長約6フィート(約180センチ)の翼を持った紫色がかったヒューマノイドの姿が見えました。その生き物はおそらく私を見つけ、木々や茂みを乗り越えて飛び上ろうとしましたが、木々が茂っていたので飛べませんでした。 私はバルコニーへの階段を駆け上がり、犬が吠え続けるのを眺めました。生き物がいなくなってしまったので、どこへ行ったのか心配でした。

 この事件については記憶がかなり曖昧なのでこの後何が起こったのかは分かりませんが、おそらく私は屋内に逃げ込んで隠れたのだと思います。

 それが何なのかは分かりませんが、シカゴ地域で目撃された有翼ヒューマノイド(モスマン)の目撃情報に興味をそそられ、手紙を書こうと思いました。この存在の色合いは明らかに紫色で、翼はコウモリの形をしていました。体に比べて頭はかなり大きかったですが、細部まで確認できるのはこの程度でした。決して音はしませんでした。翼が完全に広がっているところは見えませんでした」

 翼を持つ空飛ぶヒューマノイドUMAである“モスマン”の目撃報告はシカゴでも多いのだが、隣接するインディアナ州でも出没しているのだろうか。9年前の目撃談であるが、現在でも目撃されているのか気になる。

画像は「Pixabay」より

■2017年から増えてきたモスマンの目撃報告

「Phantoms & Monsters」のロン・ストリックラー氏は投稿を寄せた目撃者の男性から直接話を聞くことができたという。男性はとても誠実な人物であったということだ。直接話を聞いてみたものの、目撃報告に書かれている以上のエピソードはなかったようだ。

 インディアナ州グリーンズバーグはプレーリークリーク貯水池から約90マイル南にあり、その周囲では有翼ヒューマノイド(モスマン)の目撃例が数件と、光る球体の目撃例が相次いで報告されている。

 他の目撃場所に近いことから、この報告書に記載されている生物は、より大きなミシガン湖のモスマン現象に関連している可能性があるという。“蛾人間”とも呼ばれるモスマンの目撃情報は、五大湖に隣接するすべての州を含む、ミシガン湖周辺の半径数百マイル以内で一般的に報告されているのだ。

画像は「Pixabay」より

 モスマンの目撃情報は2017年の春から増えてきたのだが、モスマンを知る人が増えるにつれ、過去にさかのぼる歴史的な記述も報告されてきている。

 目撃は通常、夕方か夜で多くの場合、湖畔や自然公園などの水辺である。目撃者は灰色、茶色、または黒のコウモリあるいは鳥のような大きなUMAの姿を報告しており、赤、黄、緑、またはオレンジ色の光る目を持ち、その多くは二足で直立するヒューマノイドである。

 目撃者の中には、遭遇した生き物から強烈な恐怖と邪悪なオーラを感じたと話す者もいる。目撃例の多くは、短時間しか見られなかったり、詳細がほとんどなく飛行するUMAとしてのみ説明されているものであり、サギやツルなどの誤認された大型の鳥である可能性が残されている。

 UMAの目撃に加えて関連する非常に奇妙な出来事も多数発生しており、UFO、他の異常な飛行生物、謎のヒューマノイド、超心理現象、その他の奇妙な出来事の報告が含まれるということだ。モスマン出没の多発地域であるこの一帯の今後の目撃報告にも注目していきたい。

参考:「The Singular Fortean Society」、「Phantoms & Monsters」ほか

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文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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