海の底に潜む「非人間知性」元米海軍提督が警告する未知の脅威

地球の海には、私たちの理解を超えた「知的存在」が隠れているのではないか――。そう語るのは、UFO・UAP界隈ではお馴染み、元米海軍提督のティム・ギャローデット氏だ。
「彼らは私たちの知る自然界の存在ではない。人間ではない高度な知性を持つ何者かが、これらの飛行体を操作している」と彼は断言する。
これは単なる憶測ではない。2004年の「チクタクUFO事件」を皮切りに、米軍は海と空を自在に行き来する謎の飛行物体、いわゆる未確認異常現象(UAP)に繰り返し遭遇してきた。特に、海中から突然姿を現し、超高速で飛行する「水中UAP(USO)」の存在は説明がつかないままだ。

海中から現れた謎の飛行体
2004年11月14日、カリフォルニア沖100マイルの海上で、米海軍のデビッド・フレーバー中佐が戦闘機F/A-18Fを操縦中に、奇妙な飛行物体を目撃した。
それは楕円形で白い物体であり、まるでパイロットの動きを模倣するように飛行していた。驚くべきことに、その物体には翼も排気口もなく、推進力の痕跡が一切なかった。
フレーバー中佐が近づこうとした瞬間、その物体は驚異的な速度で加速し、瞬時にレーダーから消えたという。この出来事は長年機密扱いとされていたが、後に「チクタクUFO事件」として世に知られるようになった。
水と空を瞬時に移動する「USO」の存在
ギャローデット氏によれば、こうした飛行体の中には水中から出現し、空へと飛び去る「トランスメディウム型」のUAPが存在するとされる。
彼は2015年に東海岸で行われた軍事演習中に撮影された「Go Fast」映像に注目している。この映像では、白い点のような物体が超高速で水面を横切る様子が記録されている。海中にいた物体が突然飛び立ち、水と空気の間で一切速度を落とすことなく移動するのだ。
「現代の技術では、水中から空へとシームレスに移動する機体を作ることは不可能だ」とガラデット氏は述べる。「さらに、これらの飛行体は直角に急旋回し、常識では考えられない加速を見せる。これは、現代科学が理解できる範囲を超えている」
海底に潜む未知の文明?
この謎の飛行体を操るのは果たして何者なのか。ギャローデット氏は2つの可能性を考えている。
・地球外からやってきた知的生命体が、海中に拠点を持っている
・これまで未発見だった地球由来の知的生命体が、何千年も前から深海に存在していた
実際、1960年にカナダ沖で行われたNATOの掃海作戦中、ダイバーたちは海底で人間とは異なる生命体が操縦する物体を目撃している。この事件の記録によれば、彼らはすぐに水面に戻るよう命じられ、その後「何も見なかったことにするよう指示された」という。

政府は何を隠しているのか?
ギャローデット氏は、自身の体験を議会で証言したものの、政府の公式見解は依然として慎重だ。
2023年の議会公聴会で、米国防総省のUAP調査部門の責任者ジョン・コスロスキー氏は、「地球外技術の証拠は確認されていない」と述べた。しかし、ギャローデット氏はこうした態度に疑問を抱いている。
未知の知性との接触は可能か?
もし海底に知的生命体が存在し、私たちの科学を超えた技術を持っているとすれば、それは人類にとって脅威となるのか、それとも新たな知識をもたらす存在なのか。
ギャローデット氏は、彼らがどのようにエネルギーを利用しているのかを研究することで、人類が抱えるエネルギー問題の解決につながる可能性もあると考えている。
「私が知る限り、秘密の政府プロジェクトに関わる人々の中には、すでに彼らの技術を研究している者もいる。だが彼らの本当の目的や存在の本質は、まだ完全には解明されていない」と彼は語る。
この地球の海には、まだ私たちが知らない“何か”が潜んでいるのかもしれない。
参考:Popular Mechanics、ほか
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2024.10.02 20:00心霊海の底に潜む「非人間知性」元米海軍提督が警告する未知の脅威のページです。UFO、USO、UAP、非人間知性などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで