子どもの口から飛び出す“奇妙で背筋も凍る言葉”たち!Reddit発・戦慄の実体験15選

子どもたちは、私たち大人を驚かせ、時には心の底から恐怖させる不思議な力を持っている。彼らの無邪気な言葉の裏に隠された、奇妙な発言や「前世」の記憶、大人には見えない「何か」や「空想の友達」の話は、聞く者の想像力をかき立て、「もしかしたら、ただの空想ではないのでは?」と思わせるに十分だ。
アメリカの巨大掲示板Redditでは、ユーザーたちが日々このような体験談を共有している。中には、子どもの豊かな想像力だけでは片付けられないほど、不気味で具体的な話も少なくない。今回は、そんな中から新たに寄せられた15の物語を紹介しよう。これを読めば、あなたも我が子の言葉に耳を澄ませ、部屋の隅の暗がりに目を凝らしたくなるかもしれない……。
1. 宇宙から地球を見た4歳児
ある朝、息子が奇妙なことを話し始めた。部屋の中を光る四角が飛び回り、その中に円が見えた、と。そして昨日は、空に舞い上がり、下を見下ろすと宇宙から地球が見えた、と妻に語ったそうだ。彼はまるで言いたくないことを無理やり話しているようで、高所恐怖症だから怖かった、とも言っていた。まだ4歳半なのだが。実は私も同じ年頃に似たような夢を見た記憶がある。周りを見渡すと果てしない虚無が広がり、少し怖かったのを覚えている。
2. 亡き祖父、孫に別れの挨拶
昨夜、私たちはいつものように家の外で焚き火を囲んでいた。幼い息子が夫の膝の上に座っていたのだが、突然空を見上げて誰かに手を振り、「バイバイ」と言ったのだ。後で分かったことだが、その日の昼過ぎに私の父が亡くなっていた。
亡くなった正確な時間は分からない。しかし、もし生前は無愛想で気難しい人だった父が誰かに別れを告げるとしたら、それは間違いなく息子だっただろうと私は心から信じている。父は初孫である息子を溺愛していたし、以前はよく一緒に焚き火にあたっていたのだから。
3. 「背の高い男の人が入りたがってる!」
あれは数年前のクリスマス、息子が3歳になったばかりの頃だ。父方の親戚のために叔母が大きなパーティーを開いたので、私たちはそこへ出かけた。ちなみに私の父は、私が15歳の時に亡くなっている。息子は到着するなり玄関に立ち尽くし、食事にも他の客にも近づこうとしなかった。
やがて叔母と私を呼び、「ドアを開けてあげて。男の人が入りたがってるから」と言った。私たちは気のせいだと思ったが、息子はさらに不安そうな顔で大声で叫んだ。「背の高い男の人が入りたがってるの!」そして彼はリビングに駆け込み、私の父の写真を指差した。私は息子に父が亡くなったことも、写真を見せたことも一度もなかった。写真の父は椅子に座っており、背が高いとは分からないはずなのだが(実際、父は193cmと長身だった)。私たちは念のため、数分間ドアを開けておいた…。
4. ナチス時代の記憶?
娘が前世について語り始めたのは3歳の時だった。彼女は自分が別の家族の一員として暮らし、男性として亡くなった時のことなどを描写した。また、2歳から4歳の間、ほぼ毎晩悪夢にうなされて叫び声をあげ、「Nein!(いいえ!)」や「Dah!(そこだ!)」といったドイツ語を発していた。片足を痛めたかのように引きずり、部屋の隅を指差すこともあった。幼稚園の頃からはホロコーストに強い関心を持ち、関連する本を読み漁っていた。

5. 水恐怖症と前世の記憶
現在12歳の末娘は昔から水が怖い。というか、恐怖症レベルだ。3歳頃、お風呂に入れるのにひどく苦労したことがある。私が困り果てて「どうしてそんなに水が怖いの?」と尋ねると、彼女は瞬きもせず、真剣な顔でこう答えた。「だって、前の人生でそうやって死んだから」。
6. お腹の中にいた時の記憶
娘が言葉を話し始めた頃、「私はあなたを選んで、もう一人を押し出したの」と言った。実は、彼女が生まれる前に一度流産した経験がある。娘はまた、私のお腹の中にいた時のことを覚えていて、そこは暖かくて赤くて、おもちゃのヘビがあった、とも話した。きっとへその緒のことを言っているのだと思う。
7. 道端の兵士たち
数年前、幼い姪と友人の家に泊まりに行った。夕方暗くなってから家路についたのだが、当時3、4歳だった姪が道すがら、「あそこの通りに兵隊さんがいた」と言ったのだ。そこはサウスカロライナ州北部の片田舎で、桃畑と牛の牧草地しかないような場所だ。しかし、最も不気味なのは、そこから数マイル先にカウペンス国立戦場跡があり、1791年にアメリカ独立戦争の大きな戦いがあったということだ。
8. 窓の外の赤い目の怪物
息子が3歳の時、夜中に恐ろしい叫び声をあげて目を覚ました。その叫び声に鳥肌が立ち、寝室に駆け込むと、息子は私の腕に飛び込んできた。何がそんなに怖かったのか尋ねると、赤い目をした恐ろしい化け物が窓から彼を見ている、と。窓には何も見えなかったが、それまで夜泣きなど一度もしたことのない穏やかな子だったので、私は動揺した。息子は再び眠りたがらなかったので、ヘアスプレーの缶を持ってきて、「これは怪物よけスプレーだから、これでもう家には近づけないわ」と言い聞かせた。その夜は息子のそばで眠った。
9. 「あなたは私のお母さんだった」
15年ほど前、ベビーシッターをしていた時のこと。ある日、子どもを遊び場に連れて行くと、そこにいた男の子が、母親と一緒にいたのだが、突然私に強く抱きつき、「あなたが僕のお母さんだったのを覚えてる。そしてダニーおじさんがあなたを殺したんだ」と言った。その後、子どもたちは走り去って遊び始め、私と男の子の母親は顔を見合わせた。彼女は「時々、あの子はとても奇妙なことを言うんです」と言った。

10. 子どもだけに見えるもの
幼い頃、5歳の妹が寝室のクローゼットを覗き込み、緑色に光る髭の男を見たと言い張った。彼女はその男を「ザブ」と呼び、それ以来クローゼットを怖がるようになった。
弟が2歳の時、家族全員で黙ってテレビを見ていたら、突然弟が天井を見上げ、「今は君と話したくない」とこともなげに言った。
4歳の娘が部屋の窓から外を見て、「通りの向こうから覗いている背の高い男の人は誰?」と私に尋ねた。もちろん、そこには誰もいなかった。
8歳の息子がクリスマスの2日前の夜中に叫びながら泣きじゃくって起きた。ドアのところに白い縮れ毛のドレスを着た女性を見たという。その少し前に祖母が亡くなっていた。祖母は癌を患っており、治療のせいで白髪が乱れていた。
11. キツネの頭を持つ空想の少年
4歳の息子が、トビーという新しい空想の友達について話してくれた。トビーは、キツネの頭をしている以外は、普通の4歳の男の子のようだった。それが怖かったので、私は彼を追い払った。小さなほうきを持ち、息子にトビーがどこにいるか尋ねた。そして、その場所からドアの外までトビーを掃き出し、「あなたは必要ないから、もう息子と遊んではいけない」と言い渡した。
12. いとこの骨折を予言
娘が3、4歳の頃だった。何の前触れもなく、「いとこのメイソンが腕を折った」とこともなげに言った。数週間後、妹と電話で話していると、彼女の息子メイソンが自転車事故で腕を骨折したことが判明した。私たちは家族と離れて暮らしており、頻繁に連絡を取り合っているわけではないので、娘が事故のことを知るはずはなかった。
13. ベッドのそばに立つ長身の黒い影
娘が8歳くらいの頃、週に数回、夜中に起きてきては私たちの寝室に来て、一緒に寝ていた。ある朝、彼女は夜中に私たちの寝室に入ってきた時、私が眠っている私の上に立つ、背の高い黒い影を見たと言った。それがとても怖くて自分の部屋に駆け戻り、眠りにつくまで毛布にくるまっていたそうだ。
14. 空想の友達ベスと人種隔離
私たちはジョージア州に住んでいる。娘が2歳半くらいの頃、ベスという空想の友達と外で遊んでいた。妻が娘を家に入れようとすると、娘はベスも一緒に入っていいか尋ねた。妻は承諾した。しかし、娘はすぐに「ベスは家に入れない」と言った。妻が理由を尋ねると、娘は、ベスが言うには、彼女が黒人だからだ、と答えた。私たちは娘に人種隔離の時代のことなど一度も話したことはなかった(アメリカでは1964年まで、黒人が白人用の施設を利用することなどを禁じる法律があった)。妻はこの出来事にショックを受けていた。
15. 「あなたの後ろに幽霊が」
3歳の娘はアニメ「ゴーストバスターズ」が好きなので、彼女が幽霊の話をしてもあまり気にしていなかった。しかしある晩、森から時々やってくる動物を見せようと窓辺に抱き上げた時、娘が「ママ、この家には幽霊がいるの?」と尋ねた。ちなみに我が家は築100年近い。私は「いいえ、ここには幽霊なんていないわよ」と答えた。しかし彼女は「ううん、いるよ」と言い張る。「あら、どこにいるの?」と聞くと、彼女は即座に「あなたの後ろ」と答えた。その後、平静を装って自然に振る舞うのは難しかった…。

いかがだっただろうか。ここに紹介したのは、Redditに寄せられた無数の体験談のほんの一部に過ぎない。これらの物語を単に子どもの豊かな想像力の産物と片付けるのは簡単だ。だが、その無邪気な瞳が捉えるものは、本当にこの世のものだけなのだろうか。
参考:Paranormal-news.ru、ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊子どもの口から飛び出す“奇妙で背筋も凍る言葉”たち!Reddit発・戦慄の実体験15選のページです。怪談、怖い話、Redditなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで