野原を爆走する“黒い影”の衝撃映像!アルゼンチン版ビッグフット「ウクマル」か?

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画像は「YouTube」より

 南米アルゼンチンで、同国版ビッグフットとも呼ばれる未確認生物「ウクマル(Ucumar)」らしき姿がカメラに捉えられ、大きな話題を呼んでいる。この映像は、ウクマルを専門に調査する研究グループによって公開されたものだ

伝説の獣人「ウクマル」とは何者か

「ウクマル」は、Ucu(ウク)やUcumar-Zupai(ウクマル・ズパイ)とも呼ばれる、アルゼンチンやチリのアンデス山脈周辺に棲むとされる獣人型の未確認生物だ。その存在は北米のサスカッチ(ビッグフット)やヒマラヤのイエティ、オーストラリアのヨーウィーとしばしば比較される。

 伝承によれば、その特徴は以下の通りだ。

・身長:約150cmから210cmほど。
・外見:全身が分厚い毛で覆われ、小さな目に巨大な手足を持つ。目撃者によっては「熊と人間のハイブリッド」のようにも見えるという。
・食性:キャベツに似た「パヨ」という植物を好んで食べる。
・鳴き声:「ウフ、ウフ、ウフ」という特徴的な声を発する。著名な動物学者のイヴァン・T・サンダーソンは、この鳴き声が1924年にサスカッチに誘拐されたと主張した男性の証言と似ていると指摘している。

野原を爆走する“黒い影”の衝撃映像!アルゼンチン版ビッグフット「ウクマル」か?の画像2
画像は「Cryptid Wiki」より

「あれは何?」撮影者も絶句した謎の訪問者

 今回話題となっている映像は、ある女性が自宅の裏庭から撮影したものだという。その視線の先、約90メートル離れた野原を黒くて大きな人影のようなものが猛スピードで駆け抜けていく。

 そのあまりの速さと奇妙な姿に、撮影者も「あれは何? 人なのかしら…」と困惑の声を漏らし、「なんてこと、すごく速いわ」と驚きを隠せない様子だ。不気味な訪問者は、あっという間に画面から姿を消してしまう。

過去にもあった目撃情報と巨大な足跡

 ウクマルに関する記録は、これが初めてではない。

1956年:地質学者がアンデス山脈の標高4800mを超える高地で、長さ約43cmもの人間のような巨大な足跡を発見。翌年には、別の州でも同様の足跡が見つかっている。
1958年:チリでキャンプをしていたグループが「類人猿の男」を目撃。警察の調査に対し、一人の男性が「コルディレラス山脈で毛むくじゃらの巨大な男を見た」と証言した。
Tolor Grandeの村:近くの山から毎晩聞こえる不気味な鳴き声に、村人たちが恐怖に陥ったという記録もある。彼らはその声を「ウクマル・ズパイ」の仕業だと信じていた。

野原を爆走する“黒い影”の衝撃映像!アルゼンチン版ビッグフット「ウクマル」か?の画像3
イメージ画像 Created with AI image generation (OpenAI)

本物か、デマか、それとも…深まる謎

 今回の映像が公開されると、インターネット上では瞬く間に様々な憶測が飛び交った。

 研究グループや多くの視聴者は、この黒い影こそが伝説の「ウクマル」ではないかと色めき立っている。一方で、懐疑的な人々は「単なるイタズラだろう」あるいは「巧妙に作られたデマ映像ではないか」と冷静な見方を示す。

 また、その正体として「メガネグマ」ではないかという説も存在する。しかし、メガネグマは「ウフ、ウフ」というウクマルの特徴的な鳴き声を発することはできないとされ、この説にも疑問が残る。

 果たして、野原を駆け抜けたこの黒い影の正体は一体何なのか。あなたの目にはどう映るだろうか。

参考:Coast to Coast AMCryptid Wiki、ほか

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