【戦慄の心霊写真】呪われた館「ラローリー邸」に新たな恐怖 ― バルコニーに浮かび上がった“骸骨のような顔”

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画像は「Reddit」より

 アメリカで最も呪われた屋敷の一つとして、その名を知らぬ者はいない「ラローリー邸」。19世紀、この家で繰り広げられた残虐行為の主、デルフィーン・ラローリーの怨念が、今もなおこの場所に渦巻いているという。そして最近、その恐怖を裏付けるかのような、一枚の不気味な写真が撮影され、世界中のオカルトファンを震撼させている。夜の闇に包まれたバルコニーに、明らかにこの世のものではない“何か”が写り込んでいたのだ。

奴隷を拷問した“アメリカ最恐の幽霊屋敷”

 この物語の舞台は、米国ルイジアナ州ニューオーリンズに佇む、美しい邸宅「ラローリー邸」だ。しかし、その優雅な外観とは裏腹に、この家は血塗られた歴史を持つ。1830年代、この家の女主人であったデルフィーン・ラローリーは、屋根裏部屋に奴隷たちを監禁し、凄惨な拷問の末に虐殺していたと伝えられている。

 火事をきっかけにその蛮行が白日の下に晒されて以来、この屋敷では犠牲となった奴隷たちのうめき声が聞こえたり、ラローリー自身の幽霊が目撃されたりと、超常現象の噂が絶えない。

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デルフィーン・ラローリー(パブリック・ドメイン) 出典:HeadStuffWikimedia Commons

バルコニーに浮かぶ、青白い顔と黒い眼窩

 そして今回、海外の巨大掲示板Redditに投稿された一枚の写真が、新たな恐怖を呼び起こした。夜間に撮影されたラローリー邸の外観。そのバルコニーの窓の前に、人型のシルエットがぼんやりと浮かび上がっている。

 問題は、その顔だ。写真が不鮮明であるにもかかわらず、その顔が異常に青白いことが見て取れる。そして、最も不気味なのが、その目だ。まるで感情のない、黒く大きな穴が開いているかのように見える。それは人間の目というより、骸骨の眼窩を彷彿とさせる、空虚な闇だった。

LaLaurie Mansion, New Orleans ghost tour
byu/effiebaby inParanormalEncounters

幽霊か、錯覚か、それとも…

 この“骸骨のような顔”の正体をめぐり、様々な憶測が飛び交っている。もちろん、最も刺激的な説は、ラローリー邸をさまよう幽霊の一人が、ついにその姿をカメラに捉えられた、というものだ。

 しかし、冷静な見方も存在する。写真は全体的に不鮮明で、手ブレもしている。そのため、光の加減や影の具合、あるいはガラスの反射などが、偶然にも人の顔のように見えてしまった「パレイドリア現象」である可能性も否定できない。あるいは、注目を集めるための、巧妙な捏造(フェイク)画像かもしれない。

 幽霊か、錯覚か、それとも悪質ないたずらか。真実は、不鮮明な写真の闇の中に葬られている。しかし、この一枚の写真が、ラローリー邸の呪われた伝説に、また一つ、新たな恐怖のページを書き加えたことだけは間違いない。

参考:Mysterium Incognita、ほか

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