米副大統領がUFO問題に衝撃発言!宇宙人ではなく“霊的な力”か? 政権中枢に広がる“スピリチュアルUFO論”

「UFO? それは宇宙人ではなく、天使や悪魔のような“霊的な力”の顕れかもしれない」
アメリカのJ.D.ヴァンス副大統領が、ポッドキャスト番組でUFOについて問われ、こんな驚くべき持論を展開した。近年、米政府内で公然と語られるようになったUFO(UAP)問題。元軍関係者による「人間以外の乗り物」の存在を示唆する議会証言などで、その議論は国防や科学技術の領域にあった。しかし今、ホワイトハウスの中枢人物が、この謎を“スピリチュアルな領域”へと引き戻そうとしている。
ホワイトハウスに渦巻くUFOへの関心
ヴァンス副大統領のUFOへの関心は、今に始まったことではない。彼は以前から「UFO問題に夢中だ」と公言しており、「一体何が起きているのか、真相を突き止める」と意欲を見せていた。
そして今回、彼は自身の見解をさらに一歩進めた。「宇宙人の存在を信じるか信じないか、という話ではないんだ」と前置きし、こう語った。
「世の中には、我々が説明できないものが存在すると固く信じている。だから、ある人がエイリアンを見たと言うなら、それは私にとっては天使や悪魔を見たということかもしれない。多くの人が気づかず、理解もしていない“霊的な力”が、この物理世界に作用していると信じているんだ」
これは、UFOという現象を、地球外の知的生命体によるテクノロジーとしてではなく、善と悪、あるいは守護と敵意といった、宗教的・霊的な次元で捉えようとする、極めて異例の視点だ。

「あれは宇宙人か、守護天使か、それとも…」
ヴァンス副大統領は、さらに踏み込んだ問いを投げかける。
「あれは宇宙人なのか、それとも我々の守護天使なのか? あるいは、我々に危害を加えようとする、守護とは程遠い力なのか? その答えは私には分からない」
彼は明確な答えを避けつつも、UFO現象の背後に、人類に対する何らかの“意図”を持つ存在がいる可能性を示唆したのだ。まるで、冷戦時代の宇宙開発競争が、現代において善と悪の霊的闘争へと姿を変えたかのようだ。
“陰謀論”から“超党派の関心事”へ―ワシントンを動かすUFOの謎
驚くべきことに、ホワイトハウスでUFOに強い関心を示すのは、ヴァンス副大統領だけではない。彼は、マルコ・ルビオ国務長官(元上院議員)もまた、このテーマに深く魅了されている一人だと明かした。二人は上院議員時代から、UFOファイルについて何度も議論を交わしてきたという。
かつては“陰謀論”と一笑に付されてきたUFO問題は、今や政権中枢で語られる超党派の関心事へと変貌を遂げたのだ。これは、元軍高官デビッド・グルッシュ氏らによる議会証言が、ワシントンの空気を一変させたことの証左だろう。

神学か、宇宙工学か?―新たな局面を迎えたUFO論争
ヴァンス副大統領の発言は、UFO論争を新たな次元へと引き上げた。これまで議論の中心だった「彼らはどこから来たのか」「どんな技術を持っているのか」といった宇宙工学的な問いから、「彼らは何者で、何を望んでいるのか」という神学的な問いへとシフトさせたのだ。
もし彼の仮説が正しければ、ペンタゴンの戦闘機が追いかけているのは、異星人の偵察機ではなく、独自の“思惑”を持った霊的な存在ということになる。
世界の超大国の副大統領が、UFOを「超自然的な存在」と公に語る時代。皮肉なことに、数十年にわたる政府の否定を経て、UFOの存在は今、最も意外な形で認められようとしているのかもしれない。我々が対峙しているのは、未知のテクノロジーか、それとも太古から語り継がれてきた“見えざる力”なのか。その答えは、まだ誰も知らない。
参考:THE HILL、Espacio Misterio、ほか
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2024.10.02 20:00心霊米副大統領がUFO問題に衝撃発言!宇宙人ではなく“霊的な力”か? 政権中枢に広がる“スピリチュアルUFO論”のページです。UAP、副大統領、スピリチュアルなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで