元CIA職員「スマホがある限り政府はあなたのすべてを盗聴できる」 元スパイが明かす監視社会の真実と究極のプライバシー防衛術

通話もメールも我々の通信手段はすでに丸裸なのか――。元CIA職員は地球上のあらゆる政府機関があなたの携帯電話を盗聴できるのだと警告を発している。
■政府はあらゆる通信を傍受できる
映画『ダークナイト』ではバットマンがジョーカーを追跡するために、ゴッサムシティ中のすべての電話を自身の監視ネットワークに取り込んでしまうシーンが出てくる。もちろんだが倫理的に問題のある場面であり、観客にプライバシー面での恐怖を与えた。
元CIA職員のジェイソン・ハンソン氏によれば、こうしたディストピア的な悪夢はもはやフィクションの世界だけの話ではないという。
「もしあなたが本当にプライバシーを大切にするなら、もし本当に、いわゆる極秘事項について話したいことがあるなら、近くに電子機器がない状態で、直接会って話す必要があります。なぜなら、地球上のどの政府も、望めばあなたの会話を盗聴できるからです」(ハンソン氏)
ハンソン氏は23歳でアメリカ犯罪捜査局に入局し、7年間勤務した。そしてスパイのあらゆる秘訣を明かした著書『Spy Secrets That Can Save Your Life(命を救うスパイの秘密)』を執筆している。
ハンソン氏は終末に備える“プレッパー(prepper)”でもあり、妻と8人の子ども全員の1年分の食料を自宅に備蓄しているという。
英メディア「LADbible」の動画インタビューで彼は「地球上のあらゆる政府機関は、あなたの携帯電話、ノートパソコン、カメラを通して盗聴することができる。それが何であれ関係ない」と断言する。
ハンソン氏はスマートフォンは使っておらず今もシンプルな二つ折りのガラケーを必要に応じて最小限使うにとどめているという。
「でも、もしCIAが本当に私の会話を盗聴したいと思ったら、もちろん私のガラケーを盗聴できることは分かっています」(ハンソン氏)
米ユタ州シーダーシティ出身の彼は「Spy Briefing(スパイ・ブリーフィング)」という会社を経営しており、有名人、富裕層、権力者、そして一般の人々に対して、回避、脱出、徒手格闘による護身術、回避運転、銃器の扱い、そして自宅防衛に関する訓練を行っている。
ハンソン氏は重要な会議ではこの時代遅れのガラケーさえ持って行かないことを明かし、プライバシーを「本当に大切にする」のであれば、皆もそうすべきすべきだと進言する。
「きわめて重要な会議がある場合は、携帯電話を自宅かホテルの部屋に置いて、電子機器を一切持たずに会議に出席します。そして私はそのミーティングを対面で行うようにしています。たいていは公園に行くようにしています。公園は最適です。誰も電子機器などを持っていないことが分かっているし、行くべき場所も決まっているからです」(ハンソン氏)
VPN(仮想プライベートネットワーク)は、公衆インターネット上に暗号化された安全な「トンネル」を作り出し、第三者からの盗聴や改ざんを防ぐ技術で、ユーザーが閲覧場所を世界中のどこにでも設定できるサービスである。
ハンソン氏はこのVPNなしでは公共のWi-Fiは決して利用しないと説明している。
「公共のWi-Fiにログインするのは、VPNを使用する場合だけです。つまり、VPNは私の通信を暗号化してくれるんです。ホテルに行くときや飛行機に乗るときに、VPNを使わずに公共のWi-Fiに接続するようなことはしません」(ハンソン氏)
ハンソン氏によればVPNはもはや必須であるという。
「VPNとかを使わずに公共のWi-Fiにログインしたら、正気の沙汰ではありません。メールを読まれたり、君のあらゆる情報が知られたりするんだからとても危険です」(ハンソン氏)
その一方、イギリスではVPNの制限の動きもあり、当局は未成年がVPNを使用して年齢制限を回避するのを防ぎ、企業にはVPNの宣伝や促進を行わないよう求めている。
そもそもインターネットでは危険なサイトには近づかず、必要最低限の利用に留めることも肝要なのだろう。そしてもちろんハンソン氏の著作を手に取ってみてもよさそうだ。
参考:「LADbible」ほか
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2024.10.02 20:00心霊元CIA職員「スマホがある限り政府はあなたのすべてを盗聴できる」 元スパイが明かす監視社会の真実と究極のプライバシー防衛術のページです。CIA、盗聴、個人情報、通信傍受、VPNなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
