雲の上に浮かぶ「黒いひし形」をコックピットから撮影!? メキシコの民間機パイロットが捉えた謎の飛行物体

画像は「X」より

 雲海の上を進む旅客機のコックピットから、パイロットが空に浮かぶ暗い色の「ひし形」を撮影していた。2026年7月下旬に撮られたこの映像が、9月に入ってネット上で一気に広まり、メキシコのテレビ局や多くのオカルト情報サイトが取り上げている。

7月下旬、雲の上で撮られた「暗いひし形」

 メキシコのテレビ局TVアステカの地方局「TVアステカ・ラグナ」が2026年9月18日に報じたところによると、撮影したのはメキシコの民間航空会社に所属するパイロットだ。7月下旬、雲の上を飛行している最中に、コックピットから直接この映像を記録したという。

 映っているのは、空中に浮かぶ暗い色のひし形の物体だ。同局は、物体が静止しているように見え、機体が進むあいだも位置を変えなかったと伝えている。

 同局によれば、映像がデジタルプラットフォーム上で広く拡散し始めたのは9月中旬のことで、航空分野の専門家やネットユーザーの間に疑問を投げかけているという。

「静止」か「接近」か、食い違う2つの描写

 一方、ロシアのオカルト情報サイト「パラノーマル・ニュース」は、10月4日付の記事でこの映像を少し違った形で紹介している。

同サイトによると、物体は当初、空に浮かぶ単なる黒い点のように見えていた。ところがパイロットがスマートフォンで撮影を始めると、物体は接近してきて、輪郭の整ったひし形として映るようになったという。

 TVアステカ・ラグナの「位置を変えなかった」という描写とは、明らかに異なる内容だ。どちらが映像の実態に近いのかは、現時点では判断がつかない。

 同サイトは、映像が最初に公開されたのはX(旧Twitter)のアカウント「Extraterrestre」だったとしている。メキシコで人気を集める同アカウントは、さまざまな航空会社のパイロットから寄せられたUFO動画をたびたび投稿していることで知られる。

公式見解はなく、正体は不明のまま

 撮影したパイロットの氏名も、所属する航空会社の名前も明かされていない。TVアステカ・ラグナによれば、物体の正体を裏付ける公式見解を示した民間航空当局は、これまでのところないという。

 投稿には多くのコメントが寄せられた。パラノーマル・ニュースによると、宇宙から来た「偵察機」ではないかという声のほか、探査機器や、誰かの手を離れて飛んでいった風船ではないかという推測も挙がっている。

 風船や機器といった地上由来の説明は、たしかに現実的だろう。それでも、雲の上という「職場」を誰よりも見慣れたパイロットが、思わずカメラを向けたという事実は重い。見慣れた空に違和感を覚えたプロの直感が、何を捉えていたのか。その答えは、まだ映像の中にしかない。

参考:TV Azteca Laguna、Паранормальные новости(paranormal-news.ru)

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