失踪した元空軍研究所トップはUFO情報開示の「地ならし」に関わっていた!? グラッシュ氏が語るマキャスランド元少将の消えた7か月

スマートフォンも、身につけていた端末も、処方された眼鏡も自宅に置いたまま、一人の元空軍将官が姿を消した。それから7か月以上が過ぎた今も、行方はわかっていない。
その人物とは、かつて米空軍研究所(AFRL)を率いたウィリアム・ニール・マキャスランド元少将(68歳)。ここへきて、UFO内部告発者デイビッド・グラッシュ氏が彼とUFO情報開示をめぐる新たな主張を口にし、事件に再び注目が集まっている。
トランプ大統領の「UFOファイル公開」表明から8日後の失踪

マキャスランド氏がニューメキシコ州アルバカーキの自宅からいなくなったのは2026年2月27日。トランプ大統領がUFOや地球外生命に関する政府ファイルを公開する方針を打ち出したのが同月19日だから、わずか8日後のことだ。
同氏はオハイオ州ライト・パターソン空軍基地でAFRL司令官を務め、それ以前はカートランド空軍基地にある同研究所のフィリップス研究拠点を指揮した。数十億ドル規模の軍事研究を束ねたポストである。
ライト・パターソン基地といえば、1947年のロズウェル事件で回収された「墜落UFOの残骸や異星人の遺体」が運び込まれたとする噂で、オカルトファンにはおなじみの場所だ。その元トップが忽然と消えたのだから、憶測が飛び交うのも無理はない。
なお妻は警察に対し、事件性はないと考えていると伝える一方、通報時には本人が見つからないよう計画していたように見えたとも話している。地元警察からは、その後の進展は発表されていない。

グラッシュ氏が主張する「国民をUFOに慣らす計画」
2023年に議会で宣誓証言し、米政府が数十年にわたり人類以外の飛行体を回収・解析してきたと訴えたグラッシュ氏。元情報将校の同氏は、ジョー・ローガン氏のポッドキャストに出演し、マキャスランド氏が2016年以前、アメリカ国民にUFO情報の開示を受け入れさせる下準備に関わっていたと主張した。
グラッシュ氏によれば、クリントン陣営の選対本部長だったジョン・ポデスタ氏が、UFOを世間に浸透させるための活動にゴーサインを出したという。人気バンド「ブリンク182」の元フロントマンで、のちにUFO研究団体「トゥ・ザ・スターズ・アカデミー」を共同設立したトム・デロング氏に将官クラスの助言者がついたのも、そのためだったというのが同氏の見立てだ。
接点の痕跡は実際に残っている。2016年にウィキリークスが公開したポデスタ氏のメールには、マキャスランド氏の名を題した同年1月25日付の一通があった。デロング氏はそこで、将官と4か月にわたり協力し、計画全体について4時間の説明を行ったこと、助言チームの人選にも手を貸してもらったことを伝えている。ロズウェルの残骸がライト・パターソンに運ばれたという古くからの説にも触れていたが、裏付けは示されていない。
ポデスタ氏の反論、「地ならし」は必要なかった
一方、ポデスタ氏はデロング氏やマキャスランド氏とUFOについて話し合った事実は認めつつ、グラッシュ氏の説明には異を唱えている。米メディア「PARADIGM」へのメール回答で、自分ならあのやり取りをそうは表現しないとの考えを示した。
同氏の記憶では、デロング氏が設定した電話会議の議題は、国防総省ファイルの機密解除や、専門家がUFOを真剣に扱う際の偏見をどう減らすかだったという。アメリカ国民はUFOの真実に向き合う力を持っており、わざわざ「慣らす」必要などないというのが、同氏の一貫した立場だそうだ。
開示準備の計画は実在したのか、それとも語り手によって色づけされた過去の会合にすぎないのか。マキャスランド氏の失踪とUFOを結びつける証拠は、現時点で何ひとつ示されていない。それでも、UFOファイル公開が動き出したその時期に、機密の中枢に近かった人物が足取りを絶った事実は重い。本人が無事に戻り、自らの言葉で語る日が来れば、この空白の7か月が持つ意味も見えてくるはずだ。
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2024.10.02 20:00心霊失踪した元空軍研究所トップはUFO情報開示の「地ならし」に関わっていた!? グラッシュ氏が語るマキャスランド元少将の消えた7か月のページです。失踪、情報開示、UFOファイル、デイビッド・グラッシュなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで