「本人はとっくに死んでいて、今いるのは替え玉」!? ポール・マッカートニーからメラニア夫人、プーチンまで世界をざわつかせた影武者説8選

有名人は実はすでに死んでおり、今いるのはそっくりさんだという噂は、何十年も前からささやかれてきた。
昨年には、トランプ大統領が、バイデン前大統領は2020年に死亡し、そっくりの人物が代わりに職務を務めていたとする根拠不明の説をSNSで再投稿し、話題となった。
英紙デイリー・スターは、こうした替え玉説8つに編集部独自の判定を下している。
1.ポール・マッカートニー
2.アヴリル・ラヴィーン
3.メラニア・トランプ
4.サダム・フセイン
5.ウラジーミル・プーチン
6.ヨシフ・スターリン
7.金正恩
8.バーナード・モントゴメリー将軍
1.ポール・マッカートニー:『アビイ・ロード』に隠された「死のサイン」

1966年に事故死し、替え玉にすり替わったという元祖的な噂だ。根拠は1969年のアルバム『アビイ・ロード』のジャケット。ポールだけが裸足で、足並みもずれている。
停車中のビートルのナンバー「28 IF」は、生きていれば迎えた年齢だとされた(実際は27歳なのだが)。本人は1993年のアルバムを『Paul Is Live』と名付けて茶化している。判定は「MYTH(作り話)」。
2.アヴリル・ラヴィーン:替え玉「メリッサ」の正体

2011年、ブラジルのファンサイトで、アヴリルは2003年に「死去」し、替え玉のメリッサ・ヴァンデラが成り代わったという説が浮上した。
手に「Melissa」と書いていたことなどが証拠とされたが、本人はくだらない話だと一蹴。判定は「MYTH」。
3.メラニア・トランプ:黒いベールは「好都合」だった?

2017年、顔立ちや体型の違いを根拠にした替え玉説が拡散。昨年のフランシスコ教皇の葬儀でも、黒いベールが替え玉に好都合だったとして噂が再燃した。
「ロシア製ロボット」説まで飛び出したが、トランプ氏はフェイクニュースだと退け、ボディランゲージの専門家も否定的だ。判定は「MYTH」。
4.サダム・フセイン:病理学者が指摘した「3人の影武者」

元イラク大統領は最大10人の影武者を使っていたといわれる。2002年にはドイツの病理学者ディーター・ブーマン博士が写真を分析し、少なくとも3人いると指摘した。
本人は否定したが、息子ウダイの影武者だったと主張する人物も現れている。判定は「POSSIBLY(ありえる)」。
5.プーチン:前線に現れた「ボトックス控えめ」の大統領

昨年3月、軍服姿でクルスク州を訪れたプーチン大統領は妙に痩せて見え、ある専門家はボトックスが普段より控えめだと指摘。替え玉説が噴出した。
耳たぶやあごの違いも取り沙汰され、2024年には暗殺未遂後に体調を崩したとされる大統領の代役を、瓜二つのベラルーシ人大工が務めているという噂まで流れた。判定は8件中唯一の「PROBABLY!(おそらく本当)」だ。
6.スターリン:影武者本人が名乗り出た

2008年、ダゲスタン出身の元ダンサーで88歳のフェリックス氏が、ソ連の情報機関に雇われ、暗殺者を欺くための4人の影武者の1人を務めていたと告白した。
訓練を終えるころには、耳が小さすぎる点を除けば瓜二つだったという。この件に判定は付いていない。
7.金正恩:「20kg減」は病気の隠蔽か

急激に痩せたことから、重病を隠すため影武者を使っているという噂が流れた。しかし2021年、韓国の国家情報院は、体重が自然に約20kg落ちただけで深刻な持病もないとの見方を示した。判定は「MYTH」。
8.モントゴメリー将軍:MI5が仕掛けた本物の影武者作戦
最後は実話だ。第二次世界大戦中、MI5はモントゴメリー将軍にそっくりな俳優M・E・クリフトン・ジェームズを起用した。
1944年のノルマンディー上陸作戦を前に、彼は将軍として地中海を視察。この情報はヒトラーに伝わり、上陸は英仏海峡ではないと思わせる一助になったとされる。
影武者が実在した以上、「あの人も替え玉かも」という想像を笑い飛ばしきることはできない。おなじみの顔をつい見比べたくなる好奇心こそ、影武者伝説が廃れない理由なのかもしれない。
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