あのハーバード大教授リサ・ランドールが幽霊・超能力・異次元の愛について語った! 今後の研究テーマにも言及!(インタビュー)
■大注目! 今後の研究テーマとは?
――最後にお聞きします。博士の今後の研究はどのようなテーマに焦点を合わせたものになるのでしょう?
ランドール ダークマターの研究には、課題がたくさんあります。少しずつ進んできてはいますが、まだその特質さえよくわかっていません。この本にまとめた理由は、未だに網羅しきれていない可能性について見出すためでもありました。しかも、たとえそれが正しいかどうかわからなくても、もう一度どのように取り組んだらいいかを改めて考え直させてくれるのです。ダークマターの検知、天文学や宇宙論に関することなど。そしてこれからは、現存するデータをどのように解釈するかという点を突き詰めていきたいですね。
――ありがとうございます。ますますのご活躍をお祈りいたします。
さて、3回に分けて配信したリサ・ランドール博士へのインタビューも終わりを迎えた。筆者はランドール教授の著書『ワープする宇宙』、『宇宙の扉をノックする』、『ダークマターと恐竜絶滅』をすべて読み、過去2回の講演会にも足を運んでいる。そのため、現代物理だけでなく古生物学にも精通し、かつロッククライミングやオペラの演出まで手掛ける、まさに女性版レオナルド・ダ・ヴィンチとでもいうべき天才物理学者像を頭の中で作り上げていた。実際にお会いして、どんなジャンルの質問にも即座に堂々と答える博士の姿は、想像通りだったことは間違いない。
そして同時に、ランドール博士は吸い込まれるような美貌を誇り、物腰も柔らかだった。その姿は、まるでロバート・ゼメキス監督による映画『コンタクト』に登場するエリー博士のようでもある。物理界のヒロインとして、後世に続く学者たちのロールモデルになっていくことは間違いないだろう。博士の次なる研究でも『ダークマターと恐竜絶滅』以上に弾けた成果を期待したいと思う。
(中田雄一郎/科学ライター)
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊深夜のパチンコ屋にうつむきながら入っていく謎の男達と不思議な警察官【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.09.18 20:00心霊あのハーバード大教授リサ・ランドールが幽霊・超能力・異次元の愛について語った! 今後の研究テーマにも言及!(インタビュー)のページです。幽霊、ダークマター、超能力、リサ・ランドール、中田雄一郎などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで