1日が8時間! 超高速で自転する太陽系外の惑星の姿が明らかに!
2008年に発見されたこの惑星は、地球の16倍の直径を持ち、質量は3,000倍にもなります。また、地球は45億年ほど前に誕生しましたが、この惑星は2,000万年ほど前に生まれたまだ若い星で、かなり高温です。今後冷えて収縮することで、さらに自転速度を速めるとも考えられています。
■地球上の1日は徐々に伸びている!?
1日が8時間という驚きの短さですが、もし24時間の生活サイクルが体に染み付いている地球人がその環境で生活したら、どのような生活になるでしょうか。単純に換算して3日で地球の1日となりますよね、するとまず1日目の夜に出勤し、2日目は1日中仕事ですね。2日目のお昼に昼食、仕事が終わったら3日目です。アフターファイブならぬアフターデイとでも言いましょうか、昨日の疲れを癒やして明後日の仕事に向けて英気を養う1日となります。
このようなサイクルで生活して地球と同じような1週間を暮らすと、1週は21日です。ビートルズの名曲の1つに「eight days a week」という曲がありますが、8日どころではありませんので、リンゴ・スターもさぞかしうんざりすることでしょう。ただ、地球上と同じように1回8時間程度の労働を週当たり40時間行なうとすると、1日仕事に出たら2連休というサイクルとなり連勤が無くなります。
それはまさに夢のような日々なのですが、途中休憩時間をとったり、うっかり残業したりするとたちまち夜勤となるのが残念なところです。そして週末は毎週8連休! なんですが、休日には通勤時間が含まれますし、ほとんど寝て過ごすことになる日があるので大型連休感はないかもしれません。「つまり地球の生活と何も変わらないじゃないか」という言葉は禁句です。
と、こんなことを考えていても実際にこの惑星で生活するわけではないので、生産的ではないですね。しかし、実は地球の自転も月の潮汐力などによって、少しずつ遅くなっているそうです。もし、どんどん遅くなって1日が28時間になったら、6日間で現在の地球の1週間になります。そうなったら週休を2日にして毎日10時間働くか、週休1日で8時間労働にするか悩みますね。…まあこれも何億年後という話なんですが。
(文=杉田彬)
参考:「Daily Mail」、「Nature」ほか
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