神秘怖い!宇宙の端まで描いた「全宇宙地図」が公開される

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神秘怖い!宇宙の端まで描いた「全宇宙地図」が公開されるの画像1画像は「Wikimedia Commons」より引用

 南米のアーティスト、パブロ・カルロス・ブッダシ氏が制作した宇宙の地図が、海外のメディアを賑わせている。息子へ折り紙を折っているときに思いついたというその地図は、プリンストン大学の宇宙地図データや、NASAの観測画像を利用した本格的なものとなっている。

■太陽系から背景放射までまるっとお見通しだ!

 この地図においては、距離を対数スケールで表現しているため、外側になるほど途方もなく遠い距離間隔となっている点にご注意願いたい。

 まず、中央には太陽系が描かれている。地球や木星、土星などのお馴染みの星が大きく描かれているのでわかりやすい。外へ広がるに連れ、太陽系の他の惑星が登場し、その周りには天体が密集した「カイパーベルト」や「オールトの雲」と呼ばれる正円に近い領域が見られる。太陽からこの辺りまでの距離が約1.5光年ほどである。

 その外では、太陽系がまるで一つの銀河に吸い込まれているかのように描写されている。この銀河は、太陽系が所属する天の川銀河だ。太陽系は、この銀河が持つ“腕”の一つである「オリオン腕」に所在しており、その様子が表現されている。太陽系から銀河の中心までの距離は、約26,000光年にも及ぶ。

 また、天の川銀河の横には大きな渦巻状の銀河がある。これはアンドロメダ銀河と思われるが、気のせいか、アンドロメダ銀河のほうが太陽系に若干近く描かれている。それでも、太陽系から約250万光年離れており、地図のスケールがかなり大きくなっていることを感じさせてくれる。

 そしてさらにその外側には、無数の銀河がひしめく「グレートウォール」が立ちはだかる。地球から2億光年以上離れたこのエリアには、膨大な数の銀河があり、この領域がどこまで続くのかはまだ明らかになっていない。

 地図の周縁部には何やらバチバチとした光の束が無数にある。これは、宇宙の膨張の始まりとされている「ビッグバン」が起きた後に生じた、「宇宙背景放射」というマイクロ波を表しているのだそうだ。宇宙の始まりを意味するこの端の部分は、太陽系から約470億光年離れて位置している。

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