ニュートン秘伝「賢者の石」の作製法が見つかる! 錬金術に命をかけたオカルト学者が残した“不老不死のレシピ”とは?

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0328newtonhon0.jpg画像は「rsc.org」より引用

■錬金術に没頭していたニュートン

 ニュートンは「万有引力」や「微積分」などの偉大な発見をいずれも20代で成し遂げており、その後は神学や錬金術などのさまざまな分野の研究を進めている。当時はまだ体系的な科学が存在しているわけではないため、錬金術が現代の化学的な内容を含んでいたわけである。

 しかし、彼は錬金術に熱を入れすぎたために水銀中毒になったとも言われており、事実、遺髪からは水銀が検出されている。そこまでして彼が作りたかった「賢者の石」は、卑金属を金に変える触媒と考えられていたもので、不老不死の薬「エリクサー」を作ることもできるとも思われていた。そのため当時、世を惑わす危険性があるとして、錬金術の実験の一部は禁止されていたほどである。

 そんなこともあってか、生前のニュートンは今回のような錬金術に関する自筆の資料を公開することはなかったようだ。そして、その数百冊にも及ぶ未発表文書のほとんどが、1936年のニュートンの子孫による競売でコレクターたちに落札されてしまったのだ。幸い、最近はそれぞれの文書が研究機関に寄贈されることも増えており、それをオンラインデータベースで共有する動きが広がっている。

 今回のテキストもすでに画像化されており、近いうちにインディアナ大学のオンラインデータベースである、「アイザック・ニュートン化学プロジェクト」に加えられ、全世界に公開される予定であるという。ニュートンは普段どんな錬金術を行っていたのか、非常に興味深いところだ。

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