「今すぐネコを皆殺しにしろ」野生生物保護VSネコ保護でアメリカ大論争! 結論は?
2016.10.26 15:00
画像は「The Washington Post」より引用
最近、アメリカではとある動物の処遇を巡り、大激論が起きているという。その動物は在来種ではないが非常に数が多く、野山や畑など様々なところを徘徊し、野鳥や野うさぎなど80種以上の在来生物を襲っている。
先日米国ヴァージニア州の野生動物センターが出した報告によると、2000~2010年にこのセンターの行った保護活動20,921件のうち、14%がその動物による攻撃によるものであった。この動物は歯や爪を介した感染症をも引き起こし、怪我をした鳥の80%、哺乳類の70%は負傷が原因で死亡している。その中には希少な動物も含まれていた。この動物が野生動物の大変な脅威なのは明らかである。
この事実だけを聞くと、この動物は駆除されるべきだと考える人も多いのではないだろうか? だが、この動物の正体が猫だと知ったらどう思うだろうか?
野生動物の保護のため、外猫(野良猫だけでなく、外飼いのペットも含む全てのイエネコ)は「あらゆる手段をもって」排除すべきではないか?
実はそんな議論がアメリカで巻き起こっており、「Science」や「Washingtonpost」などでも取り上げられている。
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