天才投資家ジョージ・ソロス2017年の予言! 偽ニュース増加、格差も拡大、崩壊の道へ
2008年のリーマンショックを予測して事前に備えていたといわれ、また昨年の「ブレグジット」(英国のEU離脱)についても十分に想定していたとされる世界的な投資家、ジョージ・ソロスが今年を展望するエッセイを先日発表した。そこには発足したばかりのトランプ政権のゆくえや、ブレグジットに揺れるEU情勢、ロシアのプーチン大統領の動向など興味深い話が語られている。
■著名投資家ジョージ・ソロスの2017年予測

昨年11月の大統領選でのトランプ勝利直後の株価急騰を受けて、投資家のジョージ・ソロス氏は一説によると10億ドル近い損失を出したといわれている。現在86歳のソロス氏にとって惨憺たる大統領選の結果となったが、昨年12月28日にはNPOの国際的シンクタンク「Project Syndicate」のサイトで2017年を占うエッセイを公開。巨額の損失に見舞われたことが影響しているのかどうかはわからないが、ソロス氏によれはトランプ政権の先行きはかなり危ういものになるようである。
ソロス氏はまず、歴史的な視点から現在の社会情勢を分析している。現在の世界はとても痛ましい時を迎えていて、開かれた民主的な社会の存続が危機にあり、一方で独裁者やマフィアに牛耳られた狭く閉じた共同体が世界のあちこちで台頭してきているという。確かに各国で民族主義が目立つようになっていることや、フィリピンのドゥテルテ大統領やトランプのように端から国際協調という観点を度外視にしたリーダーが現れはじめていることも事実だろう。ではこの認識からどんな状況が導き出されるのか?
外部に開かれた共同体の存立基盤が危ういものになり、小さく閉鎖的な組織が増えているということは、選挙で選ばれた政治家が支持者の要望に応えられないことを意味しているという。つまり選挙公約が実現できないということだ。期待して投票した人々にとってみれば、裏切った指導者層は民主主義を建前にして、不当に利益を得ているのではないかと感じ始めるという。まさに1%対99%の、社会の“分断”がますます鮮明になるということだろうか。
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