専門家が選んだ謎すぎる新種生物トップ10(2017年度版)! 414本足、4本生殖器、完全悪魔顔も… こんなの見たことない!!
思わず二度見、目を凝らしてしまう奇妙な外見を持つ生き物たちはいずれもつい最近発見された新種だ――。
ここ10年間で発見された新種はなんと、およそ20万種に及ぶというが、同時に絶滅する種もそれを上回るほど存在するため、発見が追いつかないとして専門家の間で危機感が募っているという。
新種の調査全般を把握してリストを作成しているのは、環境科学に詳しい米ニューヨーク州立大学の国際生物種探査研究所(IISE)。2008年から毎年5月に新種リストを発表しているが、先日解禁になったばかりの2017年度版の珍しい新種トップ10をここに紹介。その不思議さをとくとご覧いただきたい。
1. ハリー・ポッター・スパイダー (学名:Eriovixia gryffindori、発見地:インド)
夜行性で体長は7ミリほどだ。その名の通り、映画の中で登場する組み分け帽子にそっくり。
グリフィンドール寮の名前の元である魔法使い「Godric Gryffindor」 にちなんで学名が付けられており、ハリー・ポッター作者のJ・K・ローリングもこの新種のクモの発見をツイッター上で祝福している。
日中は体をくしゃくしゃと丸めて、乾いた枯葉のように擬態し外見をカモフラージュしている。
2. ピンク色の“木の葉そっくり”ツユムシ (学名:Eulophophyllum kirki、発見地:マレーシア)
体長約4センチ。オスは緑、メスはピンク色である。
撮影した写真家Peter Kirkにちなんで名付けられたが、発見されたボルネオ島北部は採取が厳しく制限されている地域で捕獲が難しく、写真のみで新種認定された。将来的には類似した種の発見が期待されている。
3. 雑食性のネズミ (学名:Gracilimus radix、発見地:インドネシア)
かなり長い尾を含めると全長約30センチ、体重約40グラム。通常のネズミより身体が小さめで細長く、灰色ー茶系の丸い耳と毛の少ない尾を持つのが特徴。草も肉もなんでも食する雑食性を持つ。
餌を食べる際に主に木の根元で食べていることから、ラテン語で“根”を表すG.radixにちなんだ名が付けられている。発見地のスラウェシ島では動物が独自の進化を遂げていると考えられ、2012年から新種とみられるげっ歯類が多く発見されているという。
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2024.10.02 20:00心霊専門家が選んだ謎すぎる新種生物トップ10(2017年度版)! 414本足、4本生殖器、完全悪魔顔も… こんなの見たことない!!のページです。新種、絶滅危惧種、ネズミ、アリ、エイ、クモ、Maria Rosa.S、ムカデ、トマトなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで