
浪江町の農協直販所の大根(2014年6月)
――チェルノブイリの立ち入り禁止区域の検問はどんな感じでしょうか?
「結構厳しいんですよ。入域希望者は許可書が必要で、事前に行動計画書を提出しないといけない。どこに行って、何を撮るか、立ち入り禁止区域の老婆たちに会うことも事前に申請します。僕の場合は数回の撮影後、役所の目付役と知り合いになって、彼がガイド兼ドライバーになってくれるから、比較的自由に動けます。チェルノブイリは30キロ圏と10キロ圏に検問があって、帰るときはどちらでも簡単なホールボディカウンターを受けないと検問のゲートが開きません」