写真家・中筋純が撮り続ける「原発事故」の真実! 時間が止まった街が廃墟化する過程…現在の福島は日本の未来の姿だ!
2018.04.21 14:00
福島県立双葉高校野球部の硬式ボール(2014年11月)
――原発にすごく近い場所への居住は無理ですよね。
「もともと人口が多かった駅前は戻そうとしています。でも、住民たちはどう言っているかといえば、これからさらに5年くらい掛かって、除染完了したから戻ってきていいですよと言われても、どうやって住むんだと。現実はもう戻るつもりはないでしょうね」
――廃墟になった家の取り壊しも進んでいるとも聞きます。
「富岡や浪江は、今年3月まで家屋解体の費用を政府が負担してくれるんです。避難生活をしてきた人たちが残してきた自分の家をどうするか、答えを出さないといけない問題に直面しています。避難指示解除から段階的に、持ち家には固定資産税がかかってくるので、取り壊して手放すのかを決めないといけない。結局、街が消えていくことになるでしょうね」
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