推理作家・折原一の“骸骨だらけの仕事部屋”を完全再現! 暗黒画家・石田黙の正体も判明 『メメント・モリ』展がヤバい

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――以前にも、コレクション展を開催されています。

「ええ、2011年に個人的にやったんです。でも、そのときは展示前に3.11が起こって、不謹慎というか、そういう雰囲気があって、あまり多くの人に観ていただけなかったんです。そのこともあって、今回のオファーをいただいたときは、ぜひもう一回やりたいという思いが強くありました」

Orihara_Hajime_Collection_08.jpg大里俊吾《教授室の髑髏》

――在命中の作家さんのものが多いようですが、最も古く描かれた絵はどれでしょうか?

「1953年に描かれた作品があります。この絵を書いた方は東北大の医学博士で、絵が本職じゃないんです。でも、本物の人骨を見て描いているから、気持ち悪いんですよ。夜、これ飾っておくとゾッとさせられます。ネットで千円で買ったんですが、なかなか本物の人骨を見て描いているケースは珍しいんでね」

――本物の骸骨を見て描いているかどうかは、鑑賞のポイントですね。

Orihara_Hajime_Collection_09.jpg松永瑠利子《頭蓋骨》

「松永瑠利子さんも本物を見て描いてますね。野田弘志さんのお弟子さんですから。あと、本物といえば、ジョン・ウェイン・ゲイシーですよ。ある20代の女性がロサンゼルスに旅行して、犯罪者美術専門店で衝動買いしてしまったもので、日本に帰ってきてから怖くなり押入れにしまいこんでいたんです。もう処分したいとネットオークションに出したところをたまたま見つけました」

――コレクションって、収集を始めると、自然に情報が集まってくるところがありますよね。

「本当にそうですね。ネットオークションをやっていると友達ができて、さらにいろいろな情報が集まってきます。特に骸骨をテーマを集めている人たちがいて、家族に内緒で集めてきたんだけど、処分したいから引き取ってくれと言われたりしますね」

Orihara_Hajime_Collection_06.jpg古吉弘《VANITAS》

――部屋で見るのと、画廊でみるとの違いはなんでしょうか?

「家で見るともっとゾクゾクしますよ、寝室にも飾っているから。こういう場所で見ると格好いいんですよ。部屋だともっとぎっしりと飾っているんでね」

――もうひとつのコレクションである画家・石田黙は、折原さんの小説『黙の部屋』を通じて、再評価につながりました。最初の出会いはどのようなものだったのでしょうか?

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