【身体改造、クレイジージャーニー、ロルフ】ケロッピー前田「ボディサスペンション世界大会2018」最新報告
【身体改造、ロルフ、クレイジージャーニー】ケロッピー前田「ボディサスペンション世界大会2018」最新報告&トカナ連載一覧!
ケロッピー 「みんな楽しかったんじゃないかな。背中で吊られた大阪から来た男の子以外は、みんなサスペンションの経験が豊富だし、海外という環境の違いもあって、かなりテンションが上がったと思いますよ」
――今年の注目の吊りってなんでしょうか?
ケロッピー 「オーストラリアから参加の女性が挑んだ顔面のサスペンションですね。現在、50種類近くあるサスペンションの吊り方の中でも最も難しいと言われているもののひとつです。彼女のケースでは、おでこに中央&左右の3つ、頬の左右の2つ、首への負担を軽減するために胸部に1つ、都合6つのフックで全体重を支えていました。おでこは頭蓋骨全体に負担がかかり、頬はアゴで支えることになるそうです。首のエクササイズや顔面と身体の吊りを組み合わせて特訓したのち、サスコンで見事、顔面で身体を宙に浮かせることができたと言ってました」
――毎年、すごいですね!
ケロッピー 「もうひとつ、これも今年のスペシャルです(笑)。6人を尻吊り(アス)して大回転しようというもの。世界トップの技術と人材を誇るサスコンでなければ、絶対にみれないものです」
――頭がクラクラしてきます!
ケロッピー 「サスコンは、毎年4日間でのべ100人を吊り下げることを目標に、世界中から集まった改造人間たちを連日次々に吊り下げていきます。サスコンの会場には、屋内に吊る場所が6~7カ所、野外には滝があります。そして、参加者の半分は技術者とスタッフです。大雑把にいうと、10人くらいは経験豊富でスキルも高い技術者、20人くらいは中級あるいはトレーニング中の技術者、残りの10~15人くらいは技術者になるつもりはないけど、吊り下げ用のロープを引っ張ったり、重い道具を運んだり、後片付けや掃除をするスタッフとして貢献しています。そんな彼らはバラバラの国籍で組み合わせられ、数名のチームリーダーのもとで統率され、それぞれのサスペンションを手掛けていくことになります。そんなわけで、参加者は全員英語で会話することになります。だから、英語がわかれば、会場内でやり取りされている情報交換の輪に入っていくことができます」
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