世界初「頭部移植手術」の希望者がまさかのドタキャン! 怖気づいたのではなく… リア充すぎる中止理由に衝撃!
以前トカナでもお伝えしたが、イタリア人の天才神経外科医セルジオ・カナベーロ博士を覚えているだろうか。2015年に人間の頭部を別の人間の胴体にすげ替える世界初の頭部移植手術プロジェクトを立ち上げた、通称「ドクター・フランケンシュタイン」その人だ。
2017年には遺体間での頭部移植を成功させたものの、その後に予定されていた生きている人間同士の手術は、どうやらドナーのドタキャンにより中止となってしまったようだ。

■恋に落ちて頭部移植手術をキャンセル
今回紹介するのは、この世紀の大手術にドナーとして名乗りを上げたにもかかわらず、すんでのところで思いとどまった男のことだ。
ロシア人コンピュータ・スペシャリストのヴァレリー・スピリドノフさん(33歳)は、脊髄性筋萎縮症の中でも、特に困難とされるウェルドニッヒ・ホフマン病を患っている。幼少の頃から車椅子生活を余儀なくされてきた彼は、これまでに何度も「自分には、何も失うものはないから」と、手術への決意をメディアに語ってきた。

つまり、この狂気の沙汰ともいえる実験的手術で、たとえ命がなくなったとしても覚悟はできているというのだ。悲しくもあり、不謹慎に聞こえる言い方になってしまうが、彼のような身の上だからこそ、ドナーに選ばれたのかもしれない。
だが、思わぬ誤算が生じた。しかもセレンディピティが! 死をも恐れぬヴァレリーさんが、恋に落ちてしまったのだ。
お相手は、同じ市内に住むアナスタシア・パンフィロアさん。応用化学とコンピュータ分野で数々の学位を持つ、才色兼備のアラサー女性だ。2人はたびたび仕事で顔を合わせるうちに、気がつけば「これほどまでに心を通わせることができる人はいない」と、意識するようになったという。

そして、二度と目を覚まさないかもしれない手術台の上に横たわろうとしていたヴァレリーさんは、猛スピードで展開していく手術までのカウントダウンに急ブレーキを踏むことになった。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊世界初「頭部移植手術」の希望者がまさかのドタキャン! 怖気づいたのではなく… リア充すぎる中止理由に衝撃!のページです。結婚、恋愛、手術、佐藤Kay、障がい、頭部移植、フランケンシュタインなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
科学最新記事
人気記事ランキング更新
- ・審判の日は10月29日 ―「彗星なら崩壊する」“3I/ATLAS”は偽装した宇宙船?
- ・地球を守る“シールド”が突破される
- ・ミチオ・カク「タイムトラベルは、もはやエンジニアリングの問題だ」
- ・「この世界はシミュレーションだ」と証明する男の危険なメソッド
- ・人類史上20例、超難病「バーバー・セイ症候群」の女性
- ・「毎日4機のスターリンク衛星が地球に落下している」
- ・「B型ダメ人間説」はなぜ信じられた? 血液型性格診断
- ・500年生きた貝の“年輪”が語る、地球の気候変動「転換点」
- ・人間の遺伝子操作の痕跡を発見
- ・一家全員の顔の変形が止まらない「シェイプシフト家族」
- ・ついにローマ教皇が「地球外生命体」に言及
- ・審判の日は10月29日 ―「彗星なら崩壊する」“3I/ATLAS”は偽装した宇宙船?
- ・地球を守る“シールド”が突破される
- ・ミチオ・カク「タイムトラベルは、もはやエンジニアリングの問題だ」
- ・神様を“上に置かない”生き方とは? 車のトラブルから人間関係まで… 悟り系霊能師が教える「神界との付き合い方」
- ・ピラミッドは“王墓”ではなかった?「経済安定化装置」説
- ・「この世界はシミュレーションだ」と証明する男の危険なメソッド
- ・人類史上20例、超難病「バーバー・セイ症候群」の女性
- ・「毎日4機のスターリンク衛星が地球に落下している」
- ・“人間の皮”で装丁された「人皮装丁本」その狂気の物語