堀ちえみや池江璃花子を救うのは、あの「丸山ワクチン」の進化版か!? がん治療の最前線が興味深すぎる!
2019.02.19 18:00
■金のなる木、がんワクチン
では、池江選手の白血病はどうだろうか? 昨今、小児や若年成人の急性リンパ性白血病向けに、前述の細胞移入療法(遺伝子操作が加わるため、正式には「キメラ抗原受容体T細胞療法」)を利用したノバルティスの新薬「キムリア」がアメリカで認可された。そう、白血病にもがんの免疫療法が適用できるのだ。しかしながら、これがまだべらぼうに高い。1回の投与になんと5,200万円(47万5000ドル)!
要するに、丸山ワクチンで抗がん剤がなくなって製薬会社が損をするどころか、実用化が始まったがんワクチンは、まさに金のなる木そのものだったのだ。そのことに製薬会社が気づき始めたからこそ、今のような流れができている。
とんでもなく高いとはいえ、命よりも高いものはこの世にない。五輪関係の上層部が稼ぐ給料で池江選手が回復するならば、ぜひとも理事の1人や2人をクビにしていただいても構わない――と、そこは国民の理解が得られるんじゃないかと思うのだ。
(文=久野友萬)
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