「MDMAとマジックマッシュルームを合法化すべき」ダボス会議でガチ提唱されていた! 日本が報じない衝撃の事実!
今年も1月にスイスのダボスで開催された世界経済フォーラム年次総会。それは世界のリーダー、ビジネス界の実力者、そして経済学者が集まって、世界が直面している差し迫った問題について話し合う会議だ。しかし、今回ここで話し合われるとは誰も想定していなかったトピックが提示された。
それは「幻覚剤の合法化」である。幻覚剤の脳への影響を研究している英国の科学者が、世界各国の指導者たちに「MDMAとマジックマッシュルームを合法とするべき」と告げたのだ。
■ダボス会議で議論された「幻覚剤の合法化」
その科学者は、英国インペリアル・カレッジ・ロンドンの神経科学および薬理学センターで、幻覚剤の研究を率いるロビン・カーハート=ハリス博士だ。博士は、これらの幻覚剤を治療法として承認されるための「見通しは明るい」と述べる。
世界経済フォーラム年次総会公式ウェブサイトによると、ダボス会議で行われたプレゼンテーションは「幻覚剤の新科学」と名付けられ、幻覚剤が持つ未開発の可能性について、カーハート=ハリス博士がリーダーとなって議論が行われた。
MDMA、マリファナ、LSDのような幻覚剤が、精神医学的障害や病気を治療する力と可能性をめぐる議論は、昨今ますます盛んだ。しかし今日、その中で最も有望視されているのは、マジックマッシュルームの幻覚成分であるサイロシビンと、エクスタシーとしても知られているMDMAだという。
マジック・マッシュルームに含まれるサイロシビン(シロシビン)と呼ばれる成分には不安障害、また、従来の薬が効かない鬱病、さらにはアルコール依存症の人々を助ける効果があるという検証は既に報告されている。同様にMDMAには、戦争体験や他の強い心的ストレスが要因で発症したPTSDの治療に役立つという研究もある。
しかし、そこには副作用も報告されており、例えば抗不安薬としてサイロシビンを投与された人は、薬の治療効果を感じ始める前に不安感が増したケースも報告されている。また一部の患者――統合失調症または双極性障害の家族歴がある人々――は、幻覚剤を使う治療には向いていないとカーハート=ハリス博士は付け加えている。正確な効用、そして副作用はまだ活発に研究されている最中だ。
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