方南町で「真っ黒な母」を描く“日本版ヘンリー・ダーガー”と遭遇し…【バンアパ原昌和・聖糞飛来通信】

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 俺はあまりの好奇心に、「今晩は! これオッサンが描いたの? 凄い憎悪出てるねー! 母親に幼少期に虐待を受けたりしてなきゃこんなの描けないでしょ!? 最高だよこれ!」と話し掛けた。

 オッサンは「気に入ってくれたのか?君は良く分かっているね」と言ってくれた。

 俺の好奇心が止まらなくなって、それからそのおっさんと暇があれば、珈琲を飲みに行ったり、食事に行ったりする間柄になった。

画像は「getty images」より引用

 

 彼は「俺はねー原ちゃん。青い、雲ひとつ無い空が大っ嫌いなんだよ。曇っていて、今にも雨が降って来そうな空こそ美しいと思うんだよ。だからあの絵は俺にとって最高に美しい物への敬意の現れなんだ」と言っていた。それを聞いた時は「大したセンスしてるなー」と思ったんだが。

 ある時。マルちゃん(彼はマルちゃんと言う名前だった)が、俺を家に招待してくれた。

 マルちゃんの家は、汚い長屋のアパートの端っこの部屋だった。

 窓という窓に、ブルーシートがピチッと裏側から貼られてて、中に灯りが灯いていようが、いなかろうが、全く中が見えない様になっていた

画像は「getty images」より引用

 

 中に入ると、所狭しと彼の油絵の作品が積み上げられていて、古いスニーカーが、ビニール袋に一つ一つ丁寧に入れられて、いくつもある靴箱に「ぎっちり」と詰められていた。

 シングルのベッドの横に、絵を描く机があり、描いていた途中なのか、絵の具とパレットが散乱していた。

 その脇に、祭壇の様なコーナーがあって、子供用の靴がまた丁寧にパッキングされていくつも飾ってあり、その真ん中に「クレヨンでオープンカーに乗った三人の家族が、幸せそうに笑ってドライブをしている構図の凄くポップでカラフルな可愛い絵」が飾ってあった。

コメント

2:匿名 2019年3月27日 03:35 | 返信

作り話っぽいのにこういっちゃなんだがヘンリーダーガーをただの変わったおっさんと並べて語らないでほしい。

1:匿名 2019年3月14日 15:19 | 返信

この話って本当なんですか?絵見てみたい。

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