だから日本の「大麻議論」は未熟すぎる! 米国の“マリファナ行政”から徹底考察せよ!!(高樹沙耶×石丸元章×野々村文宏)

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イメージ画像は「Getty Images」より引用


● 大麻をめぐる世界の流れは急変している

高樹 あの当時、日本ではまだ早すぎたんでしょうけれどね。でも、それまで誰も大麻の有用性を政治の場で語る人はいませんでしたからねぇ。政治家になれるかどうかは別にしても「それなら私が皆に教えて、議論が始まればいいや」くらいに思ってました。

野々村 2016年の参院選ですから、わずか3年前のことですけれどね。

石丸 その間、世界の大麻解禁の動きはすごいですからね。

高樹 それこそ、2016年にWHOの麻薬特別会議があったんです。そのとき、解禁先進国のウルグアイやカナダはWHOがどう言おうと、大麻に害はないので独自路線でいくと主張しているんです。紛糾したようですが、あの辺りが世界の転換期だったのかもしれません。

野々村 やはり、ちょっと早すぎた(笑)。

高樹 戦略もありませんでしたしね。

野々村 今、いろいろな政治家が考えていると思います。将来、賛成すれば、どのくらいの票が取れるかを読んでいると思う。これからなんですよ。

石丸 3年前に比べて、世界も日本も、大麻をめぐる状況は考えられないくらいの速度で変わってきていますよ。自分自身、3年前は大麻について世の中へ発信してないもん。高樹さんの影響です。高樹さん、また選挙にでてくださいよと言われたら、どうしますか。

高樹 いや、やめておきますよ。日本はこれからが大切ですから、きちんと議論ができる人が国政に出て行かないといけませんからね。大麻や環境問題のアドバイザーとしては関わりたいとも思いますし、もの申したい気持ちもありますが、もう政治の場には私の出る幕はないと思います。自分自身、自由がほしいですからね。自由がなくなるというか、いろいろ過去をほじくり返されますからね。

石丸 裁判後の囲み会見をテレビでみて、「この人、本当に世の中のためになろうとしたんだ!」と、ショックを受けて高樹さんに連絡したんですよ。魂が揺さぶられた。

高樹 テレビでは大麻がいい悪いではなくて、この人は男好きだったとか、挨拶できない(笑)とか言われて参りました。でも、選挙の時以上にあの逮捕の過熱報道のおかげで“医療大麻って何だ⁉”って、一般の方にも考え始めたり、話し合ったりするきっかけになったのかなと、今は思えるようになってきました。

石丸 情熱は世の中を変えると思いますよ。そして変わってきています。

高樹 3月5日のAbemaTV『スピードワゴンの月曜The NIGHT』に生出演して、大麻解禁の是非を議論するんですが、賛成派は私と宮台真司さん、反対派は日本薬科大学教授の船山信次さんとタレントのフィフィさん。

 実は最初、ある医師出身のタレントの方が反対派で出演する予定で打合せまでしていたのに、一週間前に出演キャンセル。昨今の世界の動きを知って、ここで反対したら今後の芸能活動で不利になると思い、降りたんだと思うんですよ。

石丸 野々村さんは今、年内に大麻が解禁されるニューヨークにいますが―― 日本ではいつ頃、大麻が解禁されると考えてますか。

野々村 日本はアメリカとの人的、経済的な交流がすごく大きい。依存しているところが大きいから、連邦法で解禁されれば、なし崩し的に解禁されると思います。

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